前回は・・黒幕である グランゼドーラ高校の教員を探し出すため ミカウたちは捜査を始める
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2時間目 化学
今日のウェリオス先生はいつもと違う
何が違うかと? それは 薬品演説をしていないこと!
今日は黒板に無数の化学式を走り書きして 有機化学について説明をしている
ミカウ「この授業もようやく化学っぽくなってきたな~」
ナミオ「だな~ 実験の他にも こーゆー勉強も科学感あって俺は好きだぜ!」
「それにしても あの鉄腐らせる薬品 あれがあったら お前の剣もやばいんじゃない~?」
ミカウ「それな~!」
アリアン「また 新しい薬品の話?」
ミカウ「そそ~! 今回はヤバかったぜ なにせ鉄の剣が一瞬で錆びついて ぽきっとゆってね」
アリアン「やばいね~ ウェリオス先生」
「絶対的に回したくないわ~」
ミカウ(ウェリオス先生な~ ウェリオっちは考えにくいよな~)
(そもそも黒幕だったら わざわざ俺たちを助けるようなことはしないし 討伐チームを作るようなこともしないはず・・)
(それとも あえて 目をそらさせるためにこんなことを?)
(あ~ だめだ 考えれば考えるほど 疑いが溢れるってもの・・)
(名探偵もらくじゃないな~)
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休み時間 ナミオは美術室に行った
ラフォラン先生が準備室で絵を描いている
ナミオ「お~ やっぱラフォラン先生は絵が好きだな~」
ナミオは静かに美術室に入る
すると その存在に気づいたラフォランが準備室からでてきた
ラフォラン「おお どうしたナミオ」
ナミオ「昨日の授業のスケッチを机に忘れちゃって」
ラフォラン「ああ それなら 確かに机に入っていた ちょっと待っていろ」
ラフォラン先生が準備室に入ってしばらくすると スケッチブックをもって出てきた
ナミオ「ああ~! ありがとうございます!」
ラフォラン「うむ 次の授業も頑張りたまえ」
ナミオ「りょかいで~す!」
ナミオ(しかし 犯人捜しの推理って楽じゃないぜ)
(眠りのナミオはまだまだか)
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3時間目 体育
ガレオス「しゃああ スポーツ神経をぶつけろう!」
ミカウ(やっぱ 熱血に悪は似合わないぜ)
ミカウはフットサルをやっていた
試合がないとき ステージでゲームを見る そこに ナミオが来る
ナミオ「休み時間中美術室を除いてきた」
ミカウ「で どうだった」
ナミオ「要件がすぐにすんじゃったからな あんまりどうこうできなかったが 俺が来たときラフォラン先生は絵を描いていたな~ 美術教師らしく」
ミカウ「ほ~う」
「さっき ロゼちゃんが来てね ウェリオっちと手を組んで黒幕を探っているらしい」
ナミオ「ちなみにそっちの黒幕の見立ては?」
ミカウ「幅が広い 生徒・教師・あるいは第3者」
ナミオ「ほほ~う」
ミカウ「ただ あの2人も 第3者にあの的確な動きは無理だし 生徒も普段授業とかあって 自由に身動きが取れないからな~」
「そんなこんなで あの2人もやっぱり黒幕は教員じゃないかって うすうす気づいてる感じだぜ」
ナミオ「ほほう まぁ あの2人の洞察力はおそろちいからな」
「どっちが先に真実にたどり着くか 競争だな」
ミカウ「だな~」
ガレオス「はい! チームグランゼドーラフェニックス!」
ミカウ「あ! 俺たちの出番だ~!」
ミカウたちは試合を始めた