前回は・・黒幕を追うミカウたちは次々捜査を進める
そして 先生たちの方でもいろいろと進められている
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ウェリオス「黒幕はまだあぶりだせないものだな~」
ロゼフ「だな~ ただ 今もこうしている間に奴は 息をひそめてこの学校を狙ってるぜ」
ウェリオス「う~む」
すると そこにミカウたちが入ってくる
ミカウ「ミカウ!はいりま~す!」
ロゼフ「お~ ミカーウ! なにか分かったか」
ミカウ「今 ナミオたちと 先生を調査しまくっているところだぜ」
ウェリオス「教師陣を? ほほう どうやら 睨んでいる方向は同じなようだな」
ミカウ「ほう?」
ロゼフ「実は 俺たちも黒幕はこの学校の教師だと思ってるんだ」
ミカウ「容疑者はこの学校の教師ね~」
ミカウはロゼフとウェリオスをちらっと見た
ウェリオス ロゼフ「!」
「僕たちは悪い教師じゃないよ!」
ミカウ「分かっておるぜ はい やくそう!」
ロゼフ「ってスライムか!」
ウェリオス「とにかく俺の化学式だともうそろそろ 黒幕が動き出しそうな気がするぜ」
ロゼフ「ほほう ならば その前に俺たちがアレクサンドロスラッシュじゃ!」
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エレア先生は飼育室でモンスターの面倒を見ていた
エレア「なんか 最近学校でいろいろ問題が起こりすぎてね~ 何かと心配が多いよ」
イエッタ「まったく~ 誰なんだろうね~ この事件を起こしているのは」
エレア「ほんと 早く見つかってほしいわ じゃないと みんな怖い思いをしているもの」
モーリン「僕たちも何か手伝えることがあったら がんばるもん!」
エレア「ありがとう モーリン でも むちゃなことをすると 危ないから みんなはこの飼育室にかくれていて!」
そこにミカウたちが来た
エレア「あら ミカウ」
ミカウ「ども~ エレア先生」
「ちょっと 魔物たちにふれあいに来ました!」
エレア「あら~ めずらしい 今この飼育室があるのは ミカウたちのおかげ 遠慮なく見ていって みんなもよろこぶわ」
イエッタ「おお~! ミカウよくきたな~!」
イエッタはたくさんの雪玉を投げてきた
ミカウは床に落ちた 雪をかき集めて イエッタに投げ返した
イエッタ「おお~ ミカウがやりかえした!」
どろにゃん「わ~い! 雪合戦~!」
ナミオ「そういえば ここ来たのって あのドラゴンぶりか」
ミカウ「そういえば そうだな~!」
(ん? そういえば今年になって最初に来たとき この飼育室には・・)
(そして グランのとき・・)
(まてよ・・これ・・)
少し考えるミカウの頭に雪玉がぶつかった
イエッタ「よ~し! ミカウ!隙あり~」
ミカウ「あ・・ あ~! またやりおって~!」
ミカウはまた 雪を投げ始めた