前回は・・グラスオが残した言葉を受け 対策を固めるミカウたち
そんな中裏では不穏な動きがあり?
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午前の授業が流れるように進んでいく中 ミカウは休み時間にシルフィア先生に呼ばれた
ミカウはホールで待つシルフィア先生の下へ向かった
ミカウ「シルフィア先生~よびましたか~?」
シルフィア「お きたきた 英雄さん」
「実は昨日ちょっと気になったことがあってね 事件の進展に役立つかな~ って思って」
ミカウ「お! なんですか!なんですか!」
シルフィア先生「実は昨日 美術室に何者かが入っていくのを見かけてね」
「今 ラフォラン先生は姿を消しているから おかしいな~と思って」
「ただ なんか不穏な気を感じたから 近づく勇気がなかったんだけどね・」
ミカウ「なるほど そうか~ 考えてもみれば その第2の黒幕は今やラフォランの手となり足となり動いている」
「まだ 裏でひそかにラフォランもはかりごとを行っているってゆうことか」
シルフィア「そうかもしれない でも 昨日もうちょっと追いかけるべきだったかな」
ミカウ「いや むしろ相手に感づかれなくてよかったかもしれないぜ~」
「ってことは 敵は今ラフォランのバックアップをしている」
「これは! ちょーさしてみるしかない!」
「ありがとうございます~!シルフィア先生」
シルフィア「うん この後もきっと多く戦いが待ち受けていると思うけど Never give up!」
ミカウ「OK!」
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ナミオ「お! それ ガチトーク!?」
ミカウ「ああ 美術室周辺で不穏な動きがあったってことらしい」
ナミオ「なるほど それがラフォランの協力者か」
「つまり 今日の放課後も出る確率があるってことか」
ミカウ「ああ そして奴が美術室に出入りしている理由についても納得がいくものがあってね」
ナミオ「ほほう?」
ミカウ「今日の放課後美術室に細工をする それに協力者が惑わされているところを ぶっ叩いてやるぜ」
ナミオ「なあ ミカウ」
「この先に待つ 相手がだれであっても今までの魔物のように倒さなきゃなんだよな」
ミカウ「ああ 正義を貫くために 必要なことかもしれない」
「だから いこうぜ その先にはこの学校の平和が待っている」
ミカウは歩き始めた
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放課後 生徒が帰り静かになった校内
美術室に人影が入ってくる
???「さて ラフォランのやつと・・」
???は腕を伸ばした しかし 何も起こらない
???「!? なぜだ・・ なぜなにも・・」
その時美術室の電気がついた
ミカウ「残念だったなちょ~っと細工をしたってやつじゃ」
「てゆっても小学生がやりそうな細工だけどね~」
「まっ それにうろたえた協力者さんをみんなでぶったたこーって話」
???「くっ」
そこにナミオとロイスにアリアンも入ってきた
ナミオたち「!」
ミカウ「しかし まさかあんたが協力者だったとは」
「ロゼフ!」
ロゼフ「ふっ 英雄気取りの者たちが ようやく気が付いたか」
「暗闇の中で動くものをつかみ取る腕前がない半面に腕力だけを掲げて でかい顔をして回るとは 大したものだ」
ミカウ「想像以上に手ごわい相手ってことだが その前に最後に聞きたいことがあってね」
「なぜ あいつの協力者なんか?」
ロゼフ「ラフォランの協力者ねぇ~ まぁ このいかれた世界を叩き潰す劇薬を見つけた気分だったからか」
「ラフォランは俺が求める者すべてをかなえてくれる!」
「さあ くだらない英雄ごっこは終わりだ 俺にとって邪魔な奴らがそろい踏みをしてくれて助かった」
「さあ どこからでもくるがいい」
ミカウ「お言葉に甘えて!」
ミカウたちは一斉に攻撃を仕掛けた
しかしロゼフはその攻撃をすべてかわした そして近くにいたロイスのこめかみを殴りつけた
そして ミカウとナミオの頭を軽く飛び越えると ナミオの背中にせいけん突きを放った
ナミオ「ぐあ・・あ・・」
ロゼフ「ふっ ロゼフが素早く拳を突き付けるが ミカウはそれを素早くかわし 懐めがけて腕を伸ばす
しかし ロゼフは腕をクロスさせて攻撃をガードした
ロゼフ「はは」
ロゼフはクロスさせた腕を絡めて 体制が崩れたミカウめがけて高く飛び延髄に蹴りを放った
ミカウ「ぐああ・・」
着地したロゼフの背後にナミオとロイスが飛びかかる
ロゼフ「無駄だ!」
ロゼフは振り返ると飛びかかってきた2人を同時に殴った
ナミオ ロイス「ぐは」
ロゼフ「はぁ~ 担任教師が遊んでやってるってのに だらしないな~」
「お? どうした 動けやしないか?アリアン お前の技を見せて見ろよ」
アリアン「先生だけど・・遠慮はしない!」
アリアンはスケッチブックを構えた
ロゼフ「さあ 口だけはよしてくれよ~」