前回は・・ロゼフをそそのかしていた犯人のラグリオを倒したミカウたち
セレド高校の事件にかかわるものを倒し 同時にセレド高校の先生の無罪を証明して 無念を晴らすことができた
そして いよいよ ミカウたちはラフォランと戦うことになる!
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ラフォラン「しかし かつて奴らと戦った時にも感じたが・・」
「やはり 奴らは侮れない・・」
「・・・しかし この暗黒空間でじっくりと力を高めた今・・ もはや あの不覚をとったときのような 物ではない・・・」
「グランゼドーラを攻め 封印されし力を具現化させる!」
ラフォランは不敵な笑みをうかべていた
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ウェリオス「つまりは いよいよ大詰めというわけだ!」
ロゼフ「ここで ラフォランを打てば 俺たちの勝どきじゃ!」
ミカウ「しかし ラフォランは以前暗黒空間に引っ込んで出てこない いつまでたっても おんやさい」
ナミオ「確かになぁ しかし あいつは きっとこっちのことはある程度把握できているんだろうな」
ウェリオス「ああ 俺の化学式が正しければ もともと奴は 前に美術室でやられたとき 俺たちの探りを入れるため 直属の部下のグラスオを放った」
「おまけに 俺たち討伐隊の一人の ロゼフをはめこみ 疑心暗鬼に追い込んだところで 一気に止めを刺すつもりだったんだろう」
ミカウ「しかーし ナイスな俺たちが すべての計画を打ち破った」
ロイス「俺たちを窮地に追い込んで 焦れせるつもりが まったくその逆になっちゃったってわけね」
ロゼフ「そう! まさに奴は今! ゲルマン人に攻め込まれたローマのごとく 混乱を極めている!!」
「奴は半ば引きずりだされる感じで出てくるだろう」
アリアン「つまり その次が最終決戦ってわけね」
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ロゼフは職員室でパワーを集中していた
そこにエレア先生がやってくる
エレア「あれ? ロゼフ先生何してるんですか?」
「まるで うちのモーリンが最近覚えたためる弐みたいですよ」
ロゼフ「そう! この我は今 おそらくうまれて初めての大勝負に挑もうとしています!」
エレア「好きな人ですか?」
ロゼフ「! たしかに私はベートーヴェンのように恋多き男であるが」
「残念 大勝負は別にある」
「知らぬが仏じゃ」
ロゼフは去っていった
エレア「大勝負ってなんだろー?」
「あ! わかった! きっとクラスの生徒と何か賭けをしてるんだー!」
「きっとそうだー まけたらドリンクおごってあげるとかゆっちゃったんだ~!」
シルフィア「ああ 確かにロゼフ先生そーゆーの好きだからな~」
リノア「生徒との賭けで1年だけで合計1万ちょい使ってるらしいですからね~」
エレア「え~ 1年で1万円も使ってるなんて・・・」
「ロゼフ先生かけ弱すぎじゃないですかー!」
シルフィア「う~ん いつかは神ゼウスが驚天動地の運をもたらしてくれるとはゆっているんだけどね」
エレア「じゃあ! 今度は運が降りてくるように! みんなでお祈りしましょう!」
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ミカウたちは放課後教室に集まっていた
ミカウ「しかーし ラフォラン・・やつはどうくるか!」
ナミオ「どかーん! って感じだろうな~!」
ロゼフ「おお! 朝から夕方まで学校にこもっている不健康な生徒たちよ!」
ミカウ「たまーに戦ってるから 健康的です~!」
「それよりじゃ ロゼフ賭けをしようぜ!」
ロゼフ「ぬ~? またか~」
ミカウ「決戦を前にラフォランはどこから現れるか!」
「おれは なんかこー魔王のようにゆっくりと空から降臨してくる」
「これだ!」
ロゼフ「それは~ あれじゃよ 美術室のゲートみたいなやつから ぬるっと出てくるんだよ~!」
アリアン「わんちゃん ふら~っとどこからともなく現れるんだよ~」
ロゼフ「ほほう ラフォランは150%美術室からくるぞ!」
「みせてやろう! 神ゼウスがもたらす驚天動地の運を!」
「ふははははははは」
ロゼフは高笑いをうかべて帰っていった
ロイス「ロゼちゃんは何をしにきたんじゃ~・・・」
ミカウたちはその後家に帰っていった