前回は・・ラフォランの直属の配下を全員倒したミカウたち
学校内にはひとまず 平和な時が流れる
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ミカウ「あ~」
ナミオ「い~」
アリアン「う~」
ロイス「エレクトリカルパレード!」
ミカウ「ぬほ!」
ロゼフ「ミカウ・・ 見てわかるぞ! みんないま平和すぎて暇だということを!」
ミカウ「ばれたかぁ~!」
「でも こんなんでも本当の黒幕はまだぴんぴんしていやがるんだよな~」
ロゼフ「ですぜ~ まぁ 決戦ももう間もなくというわけだがな!」
ミカウ「というわけだ 英雄生徒となるための最期のピースじゃ!」
その時 ミカウたちは何かすさまじい気を感じた
ロゼフ「! 今の気は・・・」
アリアン「美術室からだと思う!」
ナミオ「まさか・・」
ミカウたちは美術室に走っていった
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ミカウたちは美術室に駆け込んだ
するとラフォランが教卓の前で静かに立っていた
ミカウ「ラフォラン・・」
ラフォランはフッと笑うとミカウたちを振り返った
ラフォラン「久しぶりだな 英雄生徒たちよ」
「立て続けの攻め込みは少し スペクタクルすぎたかな?」
ミカウ「だ~いぶ 楽しませてもらったぜ」
ナミオ「まったくにひでーやつらは全員地獄送りにしてやったぜ」
ラフォラン「ふふ 結構な力だ」
「まぁ 今日は君たちと戦いに来たわけではない」
「ここで君たちが私の部下と戦っている間 私は暗黒空間で力を蓄えながら 封印されし力にエネルギーを送り続けていた」
「その結果が今に迫っている ふふ 力の目覚めはもう間もなくだ」
「その直前に再び顔を出してやろう」
「その時 すべての運命を分けるとしよう」
ラフォラン「その時こそ 貴様らの息の根が止まるときだ」
「それまで せいぜい残り僅かな生活を楽しむがいい」
ラフォランは高く飛び上がると 黒板に描かれたゲートに消えていった
ロゼフ「ちっ 宣戦布告か」
ミカウ「まったく・・ 堂々と来たものだな」
「それより・・・!」
「賭けがはずれたじゃーん!」
「空から降臨してこなかったじゃーん!」
ロゼフ「ふははは あそこで賭けをしよう! そういった時 こうなるわたしの姿が想像できたぞ!」
「これが驚天動地の運というものだ!」
「ふはははは」
ミカウ「はぁ ココにも魔王のようなものが1人・・・」
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ウェリオス「ほほう 奴が宣戦布告を?」
ミカウ「ああ 美術室からわざわざ 俺たちだけにわかるように気を送り込んできやがった」
ウェリオス「しかし そうとなれば もう決戦の時は目の前まで迫ってきているようだな」
「ミカウ これが大詰めになる 気を引き締めていくぞ」
ミカウ「おっけい! 討伐隊全員でやる大仕事だぁ!」