ミカウの冒険日誌

前回は・・ラフォランとの激闘の末　見事勝利を収めたミカウたち
人間界と暗黒空間をつなぐホールの一つを破壊することに成功した
あとは　美術室のホールを破壊すれば　完璧だ
ミカウたちは美術室に入ると黒板の前に立った
ミカウ「前に細工したときのままか」
ミカウはラグリオ戦の時に黒板に緑の薄壁を張り　ワープホールを隠していたのだ
ミカウはその薄壁をはがした
すると　吸い込まれそうな黒々しい光をたたえるワープホールが現れた
ミカウ「さて　こいつでおっけーか？」
ミカウは剣を高く掲げ力をためる
ロゼフ「ほほー　これで暗黒空間とこっちをつなぐ扉は壊せるってわけか」
ミカウ「ああ　そういうことだ！」
ミカウは剣を力強く振り下ろした
その攻撃を受けたワープホールが真っ二つに割れるように切れると　粉々に割れた
ウェリオス「ふむ　でかしたぞ　ミカウ」
シルフィア「これでｐｅｒｆｅｃｔなのですか？」
ウェリオス「うむ　実はあれから暗黒空間とこの人間界の境目についてまとめられた書物を片の端から調べていてね」
「あのホールはめったやたらに作ることはできないらしい　まして　こっちから一方的に壊したとなると　よっぽどの闇の力がない限りは　暗黒世界から這い上がっては来れないぜ」
ガレオス「つまり　このスポーツ神経を争う戦いはこれで　無事完結したってわけか」
ウェリオス「ほとんどはな　ただ　大事な的が残っている」
ロゼフ「ああ　さっきのラフォランの話の通りなら　すでに力の封印が解けるのは時間の問題ということになっているらしい」
ナミオ「つまり　俺たちはその封印された力と戦う宿命にあるってわけか」
アリアン「なかなかそれが手ごわい相手でしょうね」
ウェリオス「確かにな　しかし！　この天才ウェリオス！なんと封印されし力についても少し調べているのだ！」
ミカウ「絶対最近化学の研究してないなｗｗ」
ロイス「間違いない」
ウェリオス「なに　これも立派な実験よ」
「実は封印されし力　これが与える力は物を具現化させる力に極端に偏っているらしい」
「つまり　ラフォランのあの　絵の召喚技だ」
「そして　それはそっくりそのまま　アリアンの特技でもある」
ミカウ「ほほー　そのお力さんは　自らが無意識にばらまいている力で不利になっちゃってるってわけね」
ウェリオス「そういうことだ！」
「よし　これから最後の戦いが始まるってやつだ　気を引き締めていくぞ！」
ミカウたち「おおー！」