前回は・・ついに闇の力を討伐したミカウたち
暗黒空間にはまだ闇の魔導士がラフォランとともに残っているというが・・・
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ロゼフ「はい! というわけで もう少しで夏休みという者が近づいてまいりました!」
「しかーし! もー少し学校という者も続きまーす!」
「それまで皆 最後まで奮闘するのです!」
「私こそが民衆を導く自由の女神です!」
ロゼフ「それでは 今日も一日よきように!」
ロゼフは連絡を終えると 後の席にいたミカウたちに向かって 「おつかれ」と口パクでゆった
ミカウ「あ~ 確かになんだか 昨日まであったあの重苦しさは ちょっと抜けてきてるわ~」
アリアン「それね~ だいぶ あたりの空気も澄んでるっていう者ね」
ナミオ「あ~ あとは のんびり過ごしながら 夏休みを待つのみか」
ミカウ「ですなぁ~」
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シルフィア「おはようございま~す!」
リルナ「おはようです!」
シルフィア先生は席に座ると 隣にいたエレア先生に声をかけた
シルフィア「エレア先生昨日はありおつです!」
エレア「あ~ うちのモンスターたちも張り切っちゃって」
「この学校を脅かす者はゆるせなーい! ってね」
シルフィア「あいてがあれほどの強さじゃミカウたちの力はもちろん ウェリオス先生の化学力 ガレオス先生の筋力だけでは まだ足りなかったわ」
ロゼフ「たしかーに あれは フン人が押し寄せてきた時のゲルマンの民のような衝撃でしたよ!」
ウェリオス「おはよう諸君たち」
エレアたち「あ! おはようございま~す!」
ウェリオス「今日もいい 化学式に恵まれそうだ」
「では 行ってみるとするか」
シルフィア「あら ウェリオス先生1時間目からLessonですか」
ウェリオス「Yes」
ウェリオスはデスクに並んだ教材を持つと また職員室を出ていった
ロゼフ「あ~!!!!」
「この前のテストの採点まだだったぁ~!」
「社会科準備室にちょっこぉぉぉぉお!」
ロゼフは職員室を飛び出した
シルフィア「ふふ なんだか 平和が戻ったって感じですね」
エレア「そうですね~」
リルナ「平和が戻った? この学校は常に平和では~?」
シルフィア「あ・・ あ~! そうですね~! そうそう常に平和!」
シルフィアはさささっと 自分の席に戻った
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昼休み ミカウは屋上のベンチに横になっていた
ミカウ「平和とは・・ これほどに 暇をもたらす者なのだな」
ナミオ「そうじゃ・・ なかなかにやることがないと」
ミカウの横のベンチで横になっていたナミオがそうつぶやく
ミカウ「俺たち勇者って向いてるかな~」
ナミオ「どうでしょうかね~」
ミカウ「向いてたら ちょっと今から魔王倒してくるわ」
ナミオ「やっぱ向いてないと思う・・」
ミカウ「ちきったな・・ww」
ミカウたちは屋上で会話を続けていた