前回は・・シュリトと共に クエストの岩山を攻めるミカウたち
岩山で魔物が増え続けるカラクリは 岩山を根城にする魔物 ジェロドスの仕業であった
フィアスサイドではジェロドスとの戦いが始まろうとする中 ミカウサイドもいよいよ本丸へと攻め込んでいく・・
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岩山に残る魔物たちを蹴散らしたミカウたちは そのまま洞窟まで攻め込んだ
ミカウ「フィアスサイドで戦いが始まってこっちは少し落ち着いたみたいだな」
ロメオ「そうだな! これなら ラクしょーだぜ!」
ロメオは走り出すと 目の前に広がる魔物たちを次々倒していった
ミカウ「あっ! 俺にもやらせろーい!」
ミカウも魔物たちを次々蹴散らす
シュリトは武器を構え直すとフッと微笑む
シュリト「俺もだ!」
シュリトは高く飛び上がると 残りの魔物たちを蹴散らした
ミカウ「いやー いいねぇー よし これで この洞窟も全員やっつけ・・」
その瞬間 ものすごい地響きがした
ミカウ「なんだ! ミカウたちが見た方向に 2体の魔物が出てきた
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ランドス「へへ バカな冒険者が死ににきたぜ」
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ドレイグ「ふふ 愚かな冒険者たちは このハンマーで叩き潰してくれる!」
ミカウ「お! ボスだ!」
ドレイグ「うらぁ!」
ドレイグは図体からは想像できない素早さで ミカウたちに近づくと ハンマーを振り回した
ロメオは攻撃を捌ききれず 攻撃を受け 吹っ飛ばされる
ロメオが吹っ飛ばされた後ろにはランドスがいた
ランドス「ぶっ潰してやらぁ!」
ランドスが棍棒を振り上げる
ロメオ「くっ!」
ロメオが高く飛び上がり 棍棒をかわす そして 空中から ランドスの顔を蹴る
しかし すぐに武器を構え直したランドスは ロメオを突き飛ばす
シュリト「大丈夫か!」
飛んできたシュリトがランドスを切り裂く
ランドス「どひゃあ!」
ロメオ「おお すまねーなシュリト」
立ち上がったロメオはシュリトと共に目の前のランドスに身構えた
ランドス「てめぇら・・・ ちょっと頭にきたぜ・・」
「てめーら 全員ぶっ飛ばしてやるぅ!」
ミカウは武器を構え 軽く息をつくと ドレイグを見据えた
ドレイグ「ふっ!」
ドレイグはハンマーを振り回す ミカウはそれを飛んだりくぐったりするようにしてかわす
そして ドレイグが柄の部分でミカウを勢いよく突いてくると ミカウは高く飛び ドレイグのハンマーの上に乗っかる
そして 素早く飛び上がると ドレイグを頭から斬った
ドレイグ「ぬっ!」
ドレイグは激しいほのおを吹き出す ミカウは軽く飛び退くが 炎に足を取られる
その瞬間ドレイグは尻尾で攻撃をする
ミカウは剣でガードするが 反動で吹っ飛ばされる
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ジェロドス「はーはっは! さあ どこからでもきなさい!」
フィアス「神速メラガイアー!」
ジェロドス「ぬっ」
怯むジェロドスの横から カイルとフォルクが走ってくる
カイル「せい!」
フォルク「とお!」
ジェロドス「ぬおぉ!」
ジェロドスが力強く杖を振る
ジェロドス「おいでなさい!」
ジェロドスが杖を掲げると 魔物たちが次々出てきた
カイル「また 雑魚を増やしやがって ブチ切れましたよー!」
フィアス「雑魚の魔物たちは 私が倒します!」
カイル「よし 任せた!」
「いくぜ フォルク!」
フォルク「はい!」
ジェロドス「連続ドルマドン!」
カイルとフォルクは次々降り注ぐ 闇の塊をかわし ジェロドスの懐に潜り込む
ジェロドスは2人の攻撃を杖で捌いていく
ジェロドス「ふん!」
ジェロドスが振った杖の先が カイルの腹にあたり カイルが吹っ飛ぶ
ジェロドスの横に飛びのいたフォルクは ジェロドスの懐に潜り込むと ジェロドスを切りつけた
ジェロドス「ぬうう」
カイル「お返しだ!」
カイルはジェロドスの脳天に肘を入れた
カイル「フォルク 強くなったな」
フォルク「ありがとうございます!」
カイル「さあ 一気に押していくぜ!」
カイルたちはジェロドスに向けて再び身構えた