前回は・・両サイドで戦いが続く
その戦いの行方は・・
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フィアス「メラガイアー!」
フィアスの杖から次々放たれる炎が敵をどんどん焼き払っていく
カイル「おらおらぁー!」
フォルク「おりゃあ!」
ジェロドス「ふん!」
ジェロドスが杖を一振りすると 杖から真空のやいばが次々放たれ カイルとフォルクに襲いかかる
2人はなんとか攻撃をガードするが
その時 ジェロドスが杖を地面に突き立てると 地面に衝撃波が走り カイルとフィアスが倒される
ジェロドス「トドメだぁ!」
ジェロドスが高く飛び上がり 倒れているカイルに飛びかかろうとした瞬間 巨大な火球が2こジェロドスにぶつかる
地面に叩き落とされるように落ちてきたジェロドスにさらに追い討ちの火球が一つ当たる
カイル「くっ!」
カイルが勢いよく飛びだすと 渾身の一撃をジェロドスの懐に入れた
ジェロドス「うごおお」
カイル「おせ! フォルク!」
フォルク「うらああ!」
フォルクは高く飛び上がると 空中からジェロドスを一刀両断した
その力強い一撃にジェロドスの体が大きく吹っ飛ぶ
カイル「よし! トドメだ!」
カイルとフォルクが走り出すと 後ろでフィアスがジェロドスに向けて無数の火球を放つ
それが 全てジェロドスに当たった瞬間 カイルとフィアスが同時に攻撃を仕掛けて
ジェロドスにトドメを刺した
ジェロドス「ぬぐおおああ!」
ジェロドスは倒れると紫の煙に包まれて消えていった
カイル「おお! やったぜ!」
フィアス「全員で倒したってやつですね」
カイル「フィアスも容赦ないメラゾーマナイス!」
フィアス「えへへ!」
カイル「さあ! ミカウたちのところに行くぞ!」
フィアス「はい!」
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洞窟の最新部ではミカウたちが激闘を繰り広げている
不敵な笑みを浮かべながら 棍棒を振り回すランドス
ロメオとシュリトは それをかわしながら攻撃を仕掛けるが ランドスの棍棒がそれを次々防ぐ
ランドス「ぶっ飛べぇ!」
ランドスが振る棍棒を潜り抜けたシュリトが ランドスの懐に攻撃を入れる
ミカウもドレイグと戦いをしていた
ミカウはドレイグの振る尻尾をかわし 背後に回り込む
するとドレイグは振り向きざまにハンマーを振る それをかわしたミカウは剣を突き出すと ハンマーのT字になっている部分に剣を引っ掛け 左肘で剣の鍔を押すと ハンマーを押すと同時に剣がドレイグの首に刺さる
ミカウ「うらぁ!」
ミカウが高く飛び上がると剣を蹴り上げる すると剣がさらに深々刺さると同時に
ドレイグの体が大きく後ろに倒れる
ミカウはドレイグから剣を抜くと再び身構える
シュリトはランドスの攻撃をかわしながら 胸に剣を突き立てる
そして 大きく怯んだ ランドスに向けて ロメオが短剣を投げる
ロメオの短剣はランドスの額に刺さる
地面に倒れたランドスは動かなくなった
ロメオ「おけい!」
シュリト「今行くぞミカウ!」
ドレイグ「ふん! 無駄だ!」
ドレイグが腕をランドスに向けて 伸ばすと ランドスの体についた傷が全て塞がり ランドスが起き上がる
シュリト ロメオ「!」
ミカウ「厄介なことやりやがって・・」
「だが・・ お前ももう終わりだ!」
ミカウが走り出すと ドレイグを数回切り トドメに剣を振り下ろした
ドレイグが大きく吹っ飛んだ先にいたシュリトとロメオがドレイグにトドメを刺した
ランドス「へっへっへ! 無駄なことばっかりしやがってよぉ!」
ランドスが腕を伸ばすと ドレイグの体の傷がみるみるうちに塞がり 起き上がった
ミカウ「おいおい どうなってやがるんだこりゃ」
ドレイグ「へへへ そういえば 俺たちのことを説明していなかったなぁ」
「俺とランドスの命は実は繋がっていてなぁ」
「どっちかがやられても もう片方が生きていりゃあ 何度でも生き返ることができるってわけだ」
ランドス「そうさ てめーらが必死こいて俺たちを何度倒そうが無駄だってわけさ」
ミカウ「こいつは 思った以上にとんでもなかったな・・」
身構えるミカウたちの背後にフィアスたちが走ってくる
ミカウ「ん?」
「お! フィアスー! そっちはバッチリか!」
フィアス「ええ この岩山に魔物が溢れていたのは 魔物が召喚していたから」
カイル「その原因の魔物もバッチリ倒しておいたぜ」
ロメオー「ナイスゥ!」
ミカウ「んじゃ こっちを手伝ってくれい! こいつはちょっと厄介なやつだぜ」
カイル「わかってるぜ! こっからは俺たちも参戦じゃーい!」
ミカウたちの後ろに並んだカイルたちも再び身構えた