前回は・・レフォールの村に現れた魔物 ラグドスを討伐したミカウたち
そのラグドスの口から暗黒の碑石の在処について語られる
それによると ラザス遺構という場所にその暗黒の碑石はあるとのことだった
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村に戻ってきたミカウたちは 子供のたちを親のもとに連れ帰った
村人「おお 冒険者様 私の子供を無事に連れ帰ってきていただき どうお礼をすればいいか・・」
ミカウ「いいんですよ これが 俺たちの役目って奴ですから」
ロメオ「なんとかこれで 一見落着って奴だな」
ミカウ「ああ」
「落ち着いたら 腹も減ってきたし ギルドに戻るとするか」
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ギルドに戻ってきたミカウたちは広間で食事をとった
ミカウ「ん〜 生き返るぜー」
「クエスト終わりの ラウゼンさんのご飯はサイコーじゃ!」
食事を楽しむ ミカウたちの元に シャルルたちがきた
シャルル「へい ミカウたち!」
ミカウ「お! シャルルー」
シャルル「また 一仕事終えたって感じだな」
「俺たちも たったさっき どでかーい仕事をやり終えたところだぜ」
「騙し合うなんて馬鹿らしいよなって思いつつも 敵たちと騙し合いのおおいくさだったぜ」
ミカウ「いつもの通り 事細かに教えてくれちゃって」
ロキ「お茶を濁してちゃ満足できないからな」
ヴァンパ「俺たちに溺れるまでが癖になるぜ」
シャルル「ってわけで 俺たちも腹ごしらえじゃー!」
広間はシャルルたちも加わり ますます賑やかになった
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フォーゼルの部屋にミカウがくる
ミカウ「フォーゼルさん 暗黒の碑石の場所が分かりましたよ」
フォーゼル「本当ですか! そして それはどこに・・」
ミカウ「実は このギルドのすぐ近くにある洞窟の奥にある ラザス遺構ということろです」
フォーゼル「ラザス遺構・・ まさかそんな近くにあったとは」
ミカウ「灯台下暗しって奴ですね」
フォーゼル「これで・・ あの暗黒の碑石を破壊することができる・・・!」
ミカウ「たったさっき 暗黒の碑石の影響で魔物化した魔物を倒しました」
「そいつも 何かわけがありそうだった・・」
「何が理由で 自らの体を魔物としてしてしまったのか」
「いずれにしても 人の心の奥底にある 力への渇望に漬け込む 暗黒の碑石 卑劣なものですね」
フォーゼル「これ以上の悲しみの連鎖を産まないために 暗黒の碑石は完全に破壊しましょう!」
ミカウ「ええ」
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「疼く・・ この体の傷が・・・」
「体に受けた痛みは 戦いが癒してくれる」
「全ての強者を消し去ってくれよう・・!」
「この闇武神グローリスが! 全ての強者を無に帰してくれよう!」
第5章 力への渇望 おわり
次回 第6章 滅びの刻
作者コメント
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!!
作品はついに5章まで終わりました
いよいよ全ての元凶とも言える 暗黒の碑石の在処がわかり グローリスとの決戦も秒読みとなりました
ここでお知らせとなりますが 今作クエストキングは残り2章となります!
ここから一気にクライマックスへと走っていきます
クエストキングたちの物語 ぜひ最後までお楽しみいただければ幸いです!
それでは第6章からもよろしくお願いします!