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ギリギリ英雄

ミカウ

[ミカウ]

キャラID
: NH292-438
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: まもの使い
レベル
: 133

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ミカウの冒険日誌

2025-02-04 22:17:08.0 テーマ:その他

クエストキングpart43 第6章滅びの刻

前回は・・戦いの果てに グローリスを無力化したミカウたち
その後グローリスはその口から 自らが魔物化した経緯を話す ミカウ「一体何があったんだ」
グローリス「俺は元々 ある流浪の冒険者の息子だった」
「俺が親と共にある村に身を寄せていた時のことだ」
「ちょうど そこには人を喰らう 凶悪な魔物がいて 度々村の人間にも被害が出ていた」
「親はその魔物を討伐しようと身を乗り出した」
「村人たちは親を英雄だと讃え送り出した」
「しかし その魔物の討伐のために村を出たっきり 戻っては来なかった」

「魔物にやられちまったのさ」
「それで勢いを増した魔物はより 村に手を出すようになった」
「そうしたらなんだ これまで英雄だのなんだのと言っていた連中が急に手のひらを返したように 俺の親を罵り始めた」
「挙げ句の果てには 流浪のお前たちが災いを村に持ち込んだとまで言い出して まだ小せえ俺をこれでもかってくらいにいじめ抜きやがった」
「それに耐えきれなくなって 村を飛び出しはしたが あたりの集落じゃ どこも冷たい扱いばかりしやがる」

「そうして気づいたら 俺は剣を持って一人で生きていた」
「俺は村が憎かった あたりの集落も憎かった」
「だがそれ以上に その魔物のことが憎かった」
「そう思えば思うほど この胸に鋭く痛みが走るようにもなった」
「俺はそれを誤魔化すように 必死に腕を磨いて そして その魔物を探し出して ついに討伐することができた」

「その後 二度と足を踏み入れるかと思った その村に戻って 一言だけ魔物の討伐を報告した」
「だが その時 俺の前に出てきた 当時の村のやつが俺にこう言ったのさ」

「お前は親父よりは腕がいいんだな 今のお前が昔からいれば 俺たちはこんなことにはなっていなかったかもな」
「その瞬間 俺の中で何かが切れる音がした」
「この村の連中はどこまでも てめぇのことしか考えていねぇ」
「一人の冒険者の命をなんとも思っていやがらなかった」
「こんなふざけた村など あの魔物に滅ぼされていれば良かったのだ」
「そう思って 俺はその夜 単身その村を攻めて滅ぼした」
「その後 昔の俺を虐げてきた集落も片っ端から攻め落としていった」
「そうしていくうちに 全てを破壊してやりたくなってな」

「そんな時に噂に聞いたんだ 暗黒の碑石のことをな」
「それだけの力があれば この世の全てを破壊することなど容易いと」
「そうして俺は暗黒の碑石に身を染めて 今に至るというわけだ」
「俺は後悔していない 俺は過去の恨みを晴らしただけのことだ」
「この村だって 滅んだことで何か困ったことなどないだろう」
「だから・・・」
フォーゼル「ぬおおおおお!」
叫びを上げたフォーゼルがグローリスに素早く飛びかかり 胸を剣で刺し貫いた
フォーゼル「貴様の過去と この村は関係ない・・!」
「これ以上暴れたいんなら 地獄でやりやがれ!」
フォーゼルはグローリスの首を叩きつけるように切った
グローリス「だが・・ 少し暴れすぎたみたいだな・・・」
「俺がもう少し・・心が強ければ・・あるいは・・・」
グローリスは倒れるとそのまま 紫の煙に包まれ 消えていった
フォーゼルはそのまま床に崩れ落ちる そして次の瞬間いきなり立ち上がり 足早に村を去っていった

ミカウ「人間 一番の弱点は心なのかもしれないな」
「心のありようで 人はどうにでも変わってしまう」
「なかなか苦く終わったクエストだったな」
「だが やつに滅ぼされてきた村や集落の人たちの魂も そして 復讐に駆り立てられたやつの心自体にも 救いが訪れたってわけだ」

「さっ ギルドに戻ろうぜ」
ミカウたちは村を後にしてギルドへと向かった
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