8年・・・か。
おいちゃんにもな、夢があったんだ。
おじいちゃん、、おじいちゃんだけはわかってくれたおいちゃんの夢。
おいちゃん「おれ、プクレットを出て冒険者になる」
おじいちゃん「そうかいそうかい、お前はできるこじゃ」
おいちゃん「じじいだいすき!!」
おじいちゃん「はっはっはっ、夢はええのう、、夢を見るのはええことじゃ」
・・・おいちゃんの大好きなおじいちゃんはもういない。
ママは分かってくれなかったけど。
おいちゃん「メギストリスでは毎日40000ゴールドも稼げるんだ」
ママ「あわわ・・かわいそうな子;;私たちとのんびり笑ってくらそ?」
おいちゃん「わいは死んだ目でわらっていたくはないんや!!」
ママ「おねがいだからこの村にいておくれ;;」
おいちゃん「このわからずやめ!ばいばい!!!!!!!」
・・・ママ、あの時はごめんよ。
おいちゃんが信じた冒険は確かにあったんだ。
苦しいけど楽しい、刺激的で見るものすべてが輝いていた毎日が。
でも、こうして誰もいなくなった故郷に帰ると、
やっぱり思ってしまうんだ。
ママやじじいと共に楽しく暮らす日々も悪くなかったかなって。
思うだけさ。
振り返って過ぎたことを後悔しても仕方がない。
おいちゃんはこれからも冒険を続ける、それは変わらない。
ただ今だけは・・・そんなとってつけた冷静さは捨てて、
過ぎ去った日々を、プクレットを、、、
8周年おめでとうございます( ;∀;) おわり。