2025-01-22 23:52:56.0 テーマ:プレイヤーイベント告知
イベント名 |
風物詩アフロの集い 『 アフロの魂百まで 』
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スケジュール |
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イベント開催 場所 |
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参加条件 |
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イベントの内容 | バージョンアップが近づいてきましたね。 つまり、アフロにする季節がまたやって参りました。 風物詩アフロのお時間です。 ■風物詩アフロとは? バージョンアップ前にはアフロにして、来たるべき新バージョンを待つ、アストルティアの厳かな風物詩です。 アフロを見た人たちが、「ああそろそろバージョンアップなんだなぁ」と思う、季節の移り変わりを示す風流な儀式です。 詳しくは、拙日誌をご覧ください。 http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/158600746010/view/4333310/ ■風物詩アフロの集いとは? せっかくなので集まって写真を撮ろうというイベントです。 ゆるく集合、ゆるく解散。 何をするわけでもありません。 街行く人にアフロをアピールすることが目的です。 今年は、変化と成長の年とされる巳年。 それに因み、今回の推奨ドレアは「変身ドレア」です! 変身といえば何でしょう? 変身ヒーロー? それとも魔法少女? 自由な解釈の変身ドレアに身を包み、バージョンアップを告げましょう! もちろん、普段の格好でも構いません。あくまで推奨ドレア、です。 本当にただ叫んでるだけなのでお気軽にお越しください! ■写真の公開について このイベント撮った写真はTwitterや冒険日誌上で公開することがあります。 参加者・見学者の方も、冒険日誌、ブログやTwitterで自由にアピールしてください。 ハッシュタグ: #風物詩アフロ 見学も歓迎! プレイヤーイベントに慣れていない方も、どしどしお越しください! ■今回の物語 (読み飛ばし可 『 メギのカフェに呼び出されて30分、やっと口を開いたタケシが「イメチェンしたいんだ」と言ったとき、ハヤタは思わず椅子からずり落ちそうだった。深刻な顔をしていたから覚悟を決めていたのに。 「イメチェン?」 「そう、イメチェン。ガラッと変わりたい! なんならもう変身ってレベルで変わりたい!」 真っ赤なアフロを揺らし、両手の拳を握ってタケシは力強くそう言った。そういや最近のタケシは、今まで見なかったような服装をしていた。動きやすさ重視で年中『無法者』を着ていたタケシが、マントやローブを着ていたのだ。なるほど、イメチェンしたかったからなのか。 「ハヤタはおしゃれだしさ、何かアドバイスをもらえないかと思って」 アフロ以外の髪型にすれば変身レベルで変わると思う、という言葉をハヤタはぐっと飲み込んだ。子供のころからの友人だが、アフロではないタケシを見たことがない。きっと並々ならぬこだわりがあるに違いない。それを変えようなんて提案は、タケシに対する裏切りですらある。止めよう。他の手段を提案しよう。 「そっか、じゃあ色々着てみようぜ」 早速おしゃれストリートで試着してみる。まずはスーツ。 「似合うは似合うが……」 「同感だな。イメチェンにはなっていない」 「まぁまだ最初の試着だからな。次行ってみようぜ次。そのうちいい感じの方向が見つかるはずだ」 タケシはそれから、手当たり次第、と言っていいレベルで試着し続けた。騎士装束、ポンチョ、ダンサー風、執事風、裃、網タイツ、学生服などなど。確かにいい感じの方向は見つかったがそれは全て、陽気、という方向だった。 「これも駄目か……」 荒い息を吐きながらタケシはつぶやいた。 「諦めるのかよ?」 そう言ったハヤタの息も切れている。バテた。 「ありがとうハヤタ。ぼくはこの方向で行くしかないみたいだ」 タケシの言葉に、ハヤタは覚悟を決めた。 「タケシ、落ち着いて聞いてくれ。俺からの、最後のアドバイスだ」 「何でも言ってくれ。ぼくはハヤタを信じている」 「そのアフロを、他の髪型に変えてみるのはどうだ。色も変えて、そうだな、スタイリッシュにアッシュグレイなんてどうだ」 「おぉ……!」 雲が晴れるように、タケシの顔が、笑顔へと変わった。 「それだよハヤタ! それだ! ポイントは、服装じゃなかったんだ! 今日はもう遅いから、明日早速やってみる!」 「いいね! じゃあ明日、メギの花壇で会おうぜ!」 「そうしよう! 見ててくれハヤタ。明日、変身したぼくと会おう!」 喜びに満ちた顔のタケシを見て、ハヤタも満足だった。思い切って言ってよかった。アフロの魅力に取り憑かれた者はずっと変わらない、アフロの魂百までなどと言うけれど、全然そんなことないじゃないか。明日はきっと、いい日になるだろう。 そして翌日、タケシは果たして髪をアッシュグレイに染めていた。ただし、アフロのままで。何故、と問うハヤタに答えて曰く、「むしろハヤタ、君はどうしてアフロにしないんだい?」と。後日、質問の答えを真剣に考えたハヤタもアフロにしたのだけど、それはまた、別のお話。 』 |
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