※ 最後の方に少しだけネタバレあるのでご注意ください ※
思い起こせば
アスフェルド学園の実装が発表されたとき
ちょっぴりですが期待に胸を膨らませたのを
憶えています。
プレイヤーは転校生という立場を与えられ、
12話=1年間を通して
学園を、果ては世界をも巻き込む事件の解決に
学園の仲間たちと協力し、時にぶつかりながらも
果敢に挑戦する物語。
4つあるクラスから
事前にクラス分けされ
授業や部活を通して
己を強化していくシステム
実装された当時は
冒険者とは一風違った遊び方に
私だけじゃなく
誰もが期待をしたのではないでしょうか。
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蓋を開けてみるとそこには
クラス分けされたものの、
クラスで対抗するわけでもなく
パーティを組む必要すらなく
無駄に広いだけの敷地に
ポツンポツンとNPCが配置された
『 季節以外は時の流れが止まってしまった学園 』が
茫漠と存在していたわけで・・・・・
もちろんこれは否定や批評ではなく、
『 なんともったいない使い方なのか! 』と
言いたいわけで。
『 必ずしもやる必要はないんですよ 』
という控えめな始まり方をしたがために、
とことん楽しんでいる人と
まーったく触れてもいない人という
二極化を産んでしまったのではあるまいか。
クラス分けや部活動の意味と必要性を
プレイヤーに対して意識付けするための仕組み、
アストルティアとは完全に異なる学園体験が
ここにあると思わしめる何か。
それが欲しかったです。
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Ver4 以降の計画では
多人数におけるマルチプレイコンテンツや
運営側からの情報発信を
今まで以上に盛り上げていく等の発表もありましたので、
せっかくのあれだけの舞台なので、
これで終わりということはないでしょうが、
何か学園を使った新たな面白い試みに
私は実装発表のときと同じような
期待に今も胸を膨らませています。
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クライマックスで仲間がそれぞれの光に包まれるシーンは
DQ11のオーブを揃えて命の大樹へ向かうシーンを
彷彿とさせてくれます。
転校生という名の勇者と6人の仲間が
希望というチカラで邪神を抑え込み、
4人の賢者がそれを封じる。
手にぐっとチカラが入る名場面でした。
チカラよ永遠なれ。ありがとう。