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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2016-08-03 23:58:31.0 2019-11-02 05:48:45.0テーマ:その他

たとえ、わかっていても想いは止められない   23話



          遡ること2年前

ルガスタ ラグガイア王国 王宮 庭園

エイリム「やはり行くのかい?そのアワテイルを探す旅とやらに?」

クルーゼ「ルナフェクト フェルフィスカ バードレの封印は解けた
     そうなった場合アワテイルは姿を現せる」

クルーゼ「第1人類が第2人類に遺した”エンド・ワールド”から
     ルガスタを救うための知識。それを手に入れるためにな」

エイリム「これで本当にルガスタが救えればいいんだが」

クルーゼ「エイリム?頼みがある??」

エイリム「めずらしいな?クルーゼが俺に頼みなんて??」

クルーゼ「最後かも知れないから知っていてほしいんだ?」

エイリム「どういうことだ?」

クルーゼ「ルガスタを救うために俺の”ウォーリア”
     ”ラグガイア”は必要ないらしい
     万が一、ルナフェクトたちに危機が迫れば
     俺は命をかけて彼らを救う」

エイリム「クルーゼ!お前!!」

      エイリムと同じ道を歩もうとしてる人間が
      俺の仲間にいる

エイリム「なに!」

クルーゼ「メアリー・フェルフィスカって言うんだ
     彼女は光魔法使いの一族に彼女の一族は滅ぼされかけた」

エイリム「・・・・・・・・・・・・・・・・」

クルーゼ「メアリーは、いつか光魔法使いの一族に
     復讐をするかもしれない・・・」

クルーゼ「エイリム?それを、お前に止めてほしいんだ
     復讐の果てに悲しさを知る、お前にだ?」

エイリム「その最後かも知れないって言うのやめろ!
     命の重さは人それぞれ同じでなくてはならない!!」

クルーゼ「ルナフェクトたちが失わわればルガスタは終焉を迎える」

エイリム「だからって!?」

クルーゼ「頼むエイリム!メアリーが復讐をしようと動き出したら
     お前がメアリーを止めてくれ!!」

エイリム「聞くだけは聞いといてやる。だが、それはクルーゼが生き残り
     クルーゼがしなければならないことを忘れるな!!」


ルガスタ ファイブタウン 光魔法使いの住処 昼

メアリー「・・・エイリム・・あなたはクルーゼのことを?」

ルガスタ「クルーゼは僕の恩人だった。復讐の果てに悲しさを知った僕に
     ルガスタを救うことで、その罪の清算をするのだと
     言ってくれた・・・」

エイリム「そしてクルーゼはメアリー?君が復讐に動き出した時に
     それを止めてほしいとクルーゼに頼まれ
     今、僕は、ここにいる。」

エイリム「君の復讐を止めることがクルーゼの願いだったからだ」

メアリー「・・・クルーゼが」

エイリム「復讐の先にある物は虚無と孤独と悲しみ
     それに囚われたら仲間の所に帰れなくなる
     メアリー?君には君の居場所があるんだろ?
     アキ・ルナフェクトとアズベス・バードレとの?」

エイリム「帰れる居場所があるんだ!それ以上なにを望む!?
     自らの手で帰れる場所に帰れなくなるんだぞ!!
     そんな悲しいことは、やめろ!!」

メアリー「・・・エイリム・・あなたの言ってることは正しいのかもしれない
     でも、私は死んでいった家族と友達の仇が討ちたいの
     笑いながら私の大切な人たちを殺していった光魔法使いたちを
     カラヴェル・ヴィーナたちを私は許せない!!」

       その時・・かつて復讐を果たそうとしたエイリムの姿が
       メアリーに重なって見えた

       メアリーは、そのままファイブタウンの中央部に
       歩を進めていた・・・

エイリム「・・・・・・・・・・・・・・・」

       人は繰り返す・・それが過ちだとわかっていても・・・


グレン住宅村

アスフェイア「私の道具袋が終焉を迎えようとしている」

        そこには、ふくびきけん1000枚あった

アスフェイア「私の装備袋も終焉を迎えようとしている」

        そこには季節イベントなどで捨てられない
        装備が山のようにあった・・・

シェイン「本当さ・・季節イベント装備枠でもあればいいのにな・・・」
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