レニィアーゼの冒険日誌

ルガスタ　グレンハム王国　王宮

　　　　　メーリーの救うため戦争を仕掛けて来た
　　　　　ゼファイとジェシー

　　　　　だがアキたちの策で撃退し捕縛することに成功する

アキ「おいアルゼリア！？なんで投降を促さなかった！？
　　　もう、やつらに戦意は無かった！討たずとも他に方法が！？」

　　　　　　アルゼリアは拳を握り力強くアキを殴った！！

アキ「ぐっ！！」

アルゼリア「・・・お前さ」

　　　　　　　刃を向けて襲ってくる敵に慈悲なんてかけてんじゃねえ！！

アキ「なんだと！？」

アルゼリア「敵は討てる時に討てばいい！そのほうが次の戦争で
　　　　　　討ちにくる仲間の人死にが最小限におさえられる」

アルゼリア「それとも、なんだ？逃がした敵が次の戦争で
　　　　　　仲間を殺すことだってあるんだぞ！？」

アキ「・・・・・・・・・・」

アルゼリア「そんな、あまい考えの人間が仲間に居るだけで怖いわ！！」

　　　　　　　　アルゼリアは、その場を去っていった・・・

王宮　中庭

アズベス「見てたぜ？アキを思いっきり殴ってたな？？」

アルゼリア「あんななのか？戦場でアキは、いつも？？」

アズベス「今日の戦争さ？楽だっただろ？？」

アルゼリア「あ？楽だったが、なんで、そう言えるんだ？」

　　　　　　　メーリーは生きてるのにな

アルゼリア「！！！！！！！！！！！！！！！」

アズベス「生かして捕縛してるんだよアキの指示でな
　　　　　人に慕われてたみたいだからな
　　　　　敵にメーリーは討ち取ったと流言を流して
　　　　　復讐心で戦争を仕掛けさせたほうが次は楽に戦える」

アズベス「小細工のスモーク弾はあったがメアリーを見た瞬間
　　　　　仇討ちのように誘えたからな。
　　　　　復讐に囚われた人間に、たいした戦術も戦略もありはしない」

アルゼリア「まさか・・その復讐心を利用してアキは・・・」

アズベス「メーリーを生け捕ることと敵に流言を流すことで
　　　　　二回目の戦いで完全勝利を得た
　　　　　一回目の戦いは次に完全勝利するための布石でしかない」

アズベス「アキは敵兵をすべて捕らえることで敵の内部情報も
　　　　　聞きたかったんだろうけど、どっかの誰かが
　　　　　見事に討ち取っちゃったしな・・・」

アルゼリア「・・・私の・・ミスか」

アズベス「人の心をあやつるのも戦争だ
　　　　　まあアキは”結果そうなった”だけだ
　　　　　芝居ではなく戦略でもなくな」

アルゼリア「・・・え？」

アズベス「たとえ敵でも可能なら討ちたくないのがアキだ
　　　　　まあ、うまくいって良かったぜ」

　　　　　　　その場を去って行くアズベス・・・

アルゼリア「・・・・・・どういうことだ
　　　　　　策だったのか？それとも、
　　　　　　ただ敵を討ち取りたくなかっただけなのか？？」

　　　　　　　　これもルナフェクトの奇跡なのかしらね？？

アルゼリア「メアリー？」

メアリー「こんなラッキー何回も続かないわ
　　　　　でも、それを現実にできるのも奇跡なのかしらね」


グレン住宅村

アスフェイア「水系、スライム系・・どっちか来なさい・・・」

シェイン「アルカナ占いか？」

　　　　　　　　そして、その結果！！

アスフェイア「・・・鳥系」

シェイン「・・・今日は、集めるのやめたらアス？」