レニィアーゼの冒険日誌

敵空中要塞　バハメクト・ヴォーム　中央部

　　　　　ルナフェクトの月色の光が辺りに漂う

ガルシェ「なんだ・・この美しい光は・・・」

　　　　　　　そこに”彼女”が居た
　
　　　　　　ガルシェ・・・

ガルシェ「スファイニー！」

　　　　　　　どうしても・・伝えたかった・・・

スファイニー「まるで赤子のように心が純粋だった、あなた
　　　　　　　私が、あなたに少しでも闇を与えれば
　　　　　　　世界から受けた悲しみのすべてを
　　　　　　　抱えずに生きられたのに　ごめんね」

　　　　　　　　死んだ人間が生き返るわけがない
　　　　　　　　だが、その奇跡を受け止めたガルシェ

　　　　　　スファイニーは優しくガルシェを抱きしめる

スファイニー「もう苦しまないで・・あなたは充分、傷ついた
　　　　　　　もう傷つかないで・・あなたは充分、泣いていた・・・」

ガルシェ「スファイニー我と共に生きてくれるか・・・？」

スファイニー「ごめんね・・死んだ私には無理なのよ・・・
　　　　　　　私の死が、あなたの心の闇を深くしてしまった・・・」

スファイニー「あなたは充分、苦しんだ・・・
　　　　　　　だから、お願いガルシェ・・・
　　　　　　　これからは幸せになるために生きて・・・」

ガルシェ「スファイニー！お前が居ないのに
　　　　　どうやって幸せに生きろと！？」

スファイニー「私が愛した、あなたには幸せになれるよ」

　　　　　　　　その美しくも優しい月色の光の中で
　　　　　　　　ガルシェとスファイニーの
　　　　　　　　想い出がよみがえっていく

ガルシェ「そうだったな・・君と幸せに生きて・・・
　　　　　君と泣いたり笑ったり・・うれしかったり悲しかったり・・・」

スファイニー「そうやって、また誰かを愛せるわガルシェ」

　　　　　　　　もう・・時間みたいなの・・・

ガルシェ「逝かないでくれ！ずっと我と共に居てくれ！！」

　　　　　　ガルシェ・・私はあなたと居られた・・・
　　　　　　だから・・私は・・幸せだったよ・・・

　　　　　最期にガルシェを優しく抱きしめ微笑んだ

ガルシェ「スファイニーいいいいい！！」

　　　　　　スファイニーは空へと行く・・・

　　　　　　そして月色の光はおわった・・・

ガルシェ「・・・・・・・・・・・」

アキ「スファイニーみたいに心から誰かの幸せを
　　　願ってくれる人も居る」

アキ「人間は確かに妬み憎み裏切り見下すだろう
　　　でも、それだけかガルシェヴァーデ？」

メアリー「わかり合い愛し合い笑ったり、うれしかったり」

アキ「狂おしいほど愛する者も救いようのない悪党も
　　　不器用で素直になれない者も世界の重さを背負い覚悟する者も
　　　全部ひっくるめて人間なんだよガルシェ？」

アキ「俺も、お前も人間なんだよ」

ガルシェ「・・・そうか」

　　　　　　ガルシェが怪物の姿から人間に戻っていく

ガルシェ「ありがとう・・アキ・ルナフェクト・・・
　　　　　最期に・・スファイニーに会わせてくれた・・・」

　　　　　　力なく倒れるガルシェを
　　　　　　アスフェイアは優しく抱きしめた

アスフェイア「最期なんて言わないで！
　　　　　　　あなたは、これから幸せに生きなきゃいけない
　　　　　　　それがスファイニーの願いよ！！」

　　　　　　　　　その様子を見てたエイリム

エイリム「・・・止めを刺すのかと思ったが」

メアリー「ルナフェクトの力は戦闘だけじゃないのよ
　　　　　心からガルシェを救いたいと
　　　　　アキとルナフェクトは願ったんでしょうね」

ハリス「私も、その奇跡を見たなアキ」

アキ「お前の弟スコットも言ってたな」

ハリス「ああ。生きろって最期に言ってくれた
　　　　それが、どれほど救われたか。感謝してるアキ」

ウェイバー「まあ感謝してるだろうけど素直になれないのも人間なら？」

バルサファイ「リーザのことを言っているのか？」

ウェイバー「不器用で素直になれないのも、また人間なんだろうさ」

アスフェイア「ありがとうアキ・・・
　　　　　　　ガルシェを救ってくれて・・・」

アキ「アスフェイア？お前の心も救えたか？」

アスフェイア「うん・・ありがとう・・・」

　　　　　　やはりガルシェヴァーデを手駒にしたのは正解だった

アキ「なに！」

　　　　　　フル・ロストが１人　ルダ・パラス
　　　　　　そして３万の第３人類の軍

アキ「おいおい・・マジかよ・・・」

　　　　　　もう疲れ果てて、みんな戦えないって・・

グレン住宅村

アスフェイア「レベル上げがおわりません；；」

シェイン「アプデ後の１８０スキルあきらめるか」