宇宙 建造物 ルイジェネイス
ミカ「ごめんねアキ。約束の時から1年過ぎて
再会する場所もクリスフェル村じゃなくて」
アキ「俺に生きててほしくて、あの約束をしたんだろ?」
ミカ「あの時のアキは死んでしまいそうだった
フェルク騎士団に死にに行くような顔をしてた」
ミカ「私は生きて帰って来てほしくて
アキと約束した。10年後に再会する約束を」
アキ「ミカがくれた約束がフェルク騎士団で生き残れた
大きな理由だった」
アキ「ミカに会いたい。だから死ねない」
アキ「ミカは、ここで何をしてるんだ?」
ミカ「私は”物語”で言う”不思議な女神”と呼ばれてる者
ルガスタのバランスを保つように力を加えて
人類とルガスタが希望へ向かうよう導く者」
ミカ「それだけに生きて、それだけに死んでいく存在」
アキ「そんなの・・悲しくないか・・・?」
ミカ「悲しいわよ・・だから2歳の時にルガスタに降りて
そこでアキと出会って・・こんな幸せがあると知って」
ミカ「ルイジェネイスに帰りたくなかった
アキはフェルク騎士団に入った」
ミカ「アキのいない世界に絶望してルイジェネイスに帰って
役目を果たそうとした」
ミカ「アキ?・・アキは、どうしたい・・・?」
ミカ「世界のために戦って、ずっと、そんな重い運命を背負って
それでアキは幸せ?」
アキ「そうしないと守れないから・・みんなを・・・」
みんなの事なんて、どうだっていい
アキ「ミカ・・・?」
ミカ「アキは優しいからルガスタに生きるすべての
人間の命を背負っている。だから自由に生きられない
本当にアキは、それでいいの?」
アキ「・・・・・・・・・・・・・」
アキ「俺だって普通に生きたかったさ
学校に通ってミカと恋仲になって仲間を作って
ありのままの日常を過ごしたかったさ」
アキ「でも世界は災厄という時を迎えていて
俺はルナフェクトで奇跡のウォーリアで」
俺が戦わないと・・みんな死んじゃうから・・・
アキ「でも今なら、はっきり言える
仲間を守りたい。世界を救いたい。
それが俺のためにならなくても
救いたい命が、そこにあるから俺は戦う」
ミカ「”創造主”を倒さないと
エンドの攻撃によりルガスタは滅亡する」
アキ「俺は、そいつと戦いに来たんだ」
ミカ「その創造主は、このルイジェネイスに向かっているわ」
アキ「その者の名は?」
ミカ「・・・・・・・・・・・」
ルガスタの1000年前の英雄
フェルク・ザン・ゼネス
アキ「そいつだったのか」
ミカ「アキ?もう一度、私と約束して?」
アキ「約束?」
ミカ「必ず生きて帰って来てね。私のために」
アキ「そうやって俺が生きなきゃいけない
理由をくれるんだなミカ
11年前の、あの頃のように」
ミカ「今度は、ちゃんと待ってるから」
アキ「ああ」
アキはルイジェネイスから出た
そこで待っていた者
創造主 フェルク・ザン・ゼネス
フェルク「貴様が奇跡のウォーリアか?」
アキ「だとしたら?」
フェルク「私の計画の邪魔をするのなら排除するのみ!」
アキに向かいフェルクは突進した!
アキもフェルクに向かい突進した!
刀と刀がぶつかり、つばぜり合いになる!!
フェルク「まさか・・人間に、これほどの力が・・・」
フェルクの攻撃は人間に耐えられる物ではなかった
フェルク「貴様!何の力を使っている!?」
ルナ・マイストーリーと、すべての生きる人の希望
フェルク「想いが力になっていると言うのか!?」
アキ「味わってみるか?人の想いが力にしている俺の心と
ルナ・マイストーリーの力を!?」
アキの周囲に月色の輝きが広がり
まるで幻想の世界の様な輝きを出していた
フェルク「そんな、まやかしがああ!」
フェルク!アキに突進し突きに行った!!
その突きをアキの前面にあるガード魔法が防いだ!!
アキ「災厄もエンド・ワールドも、てめえが引き起こしたのか?」
フェルク「そうだと言ったら、どうする!?」
アキの想いが力になる!!
フェルク「貴様・・本当に人間か・・・?」
アキ!フェルクに突進し斬撃を浴びせた!!
フェルク「貴様あああ!」
アキ「・・・・・・・・」
終わりにしてやるよ。てめえの、たわむれを
グレン住宅村
アスフェイア「やった近々 DQ10TVだ」