レニィアーゼの冒険日誌

空中要塞　ガフィーク・アザーム　高度１万ｍ　夜

ラフィス「ついにやったか・・・
　　　　　長かった。人はやっとエンド・ワールドに勝利した」

メアリー「アキが奇跡を起こしてくれて・・・
　　　　　本当に世界は平和になったのね・・・」

アズベス「あの野郎・・一人で、おいしいところ
　　　　　全部もっていきやがって・・・」

クルーゼ「戻ってきたぜ。やっぱアキはすごいな」

ルダ「奇跡というものを初めて見た気がする」

　　　　　　　ルガスタに生きるすべてのみなさん

ラフィス「なんだ？なんの声だ？」

アスフェイア「きっと、お姉ちゃんよ」

メアリー「お姉ちゃん？」

アスフェイア「うん・・ミカ・セイライト
　　　　　　　物語でいう不思議な女神」

アズベス「それが何の用で？」

　　　　　　　ルガスタに生きるすべてのみなさん
　　　　　　　アキ・ルナフェクトの力で
　　　　　　　ルガスタは救われました

　　　　　　　ですが奇跡を起こした反動により
　　　　　　　アキ・ルナフェクトの命が消えかかっています


みんな「！！！！！！！！！！！！！！！！」

　　　　　　　すべての力を、みなさんのために使った彼を
　　　　　　　救ってください

メアリー「・・・ア・・キ」

アズベス「救えったって、どうしたら！？」

クルーゼ「おいおい！こんな結末、誰も望んでないぞ！！」

ルダ「そうだ。大切な人を失う悲しみはわかる
　　　奇跡のウォーリア！仲間を悲しませるつもりか！？」

　　　　　　みなさんの想いを声を届けてください
　　　　　　ルナフェクトは想いを力に変えるウォーリアです

　　　　　　欠片ほどの希望ですが、どうかお願いします
　　　　　　みなさんの想いと声でアキを救ってください

ラフィス「アキ！お前のおかげで、みんなは救われた！
　　　　　お前は誰かを助けるだけ助けて
　　　　　お前だけ死ぬつもりか！？」

アズベス「人に散々、死ぬなって言っておいて
　　　　　てめえだけ、かっこつけてんじゃねえぞ！？」

メアリー「許さないから！アキが居ない世界なんて考えられない！
　　　　　帰って来て！あなたが居ないと私は笑えないじゃない！？」

クルーゼ「俺だって死にかけた！それが、みんなのためになると思ってな！
　　　　　だけど違うんだよ！勝手に犠牲になられて
　　　　　遺された者の気持ちを考えたかアキ！？
　　　　　お前が死んだら遺された者が救われないんだよ！！」

ルダ「これだけ想われてる人間を私は知らない
　　　これだけの人間に悲しめと言うのか！！」

アルゼリア「帰って来い！私は、こんな結末が見たくて
　　　　　　ルナ・マイストーリーを調和したんじゃないぞ！？」

アスフェイア「帰って来てアキ！」

　　　　　　　　宇宙にアキの姿が見える
　　　　　　　　かすかな光が今にも消えようとしている

宇宙

ミカ「アキ・・私は、ルイジェネイスから
　　　ずっとアキを見てきた・・・」

ミカ「あなたは、その奇跡をずっと誰かのために使ってた」

　　　　　一度くらい自分のために奇跡を起こしなさいよ！！

　　　　　　　　　　ミカ・・・

ミカ「アキ！アキなの！？」

　　　　　みんなの想いが届いてくる・・・

　　　　　みんなの声が届いてくる・・・

　　　　　なんで・・こんな俺なんかに・・みんな・・・

　　　　　必死になってくれてるんだ・・・

ミカ「何を言ってるのアキ？それわね」

　　　　　　　みんながアキのこと好きだからよ・・・

アキ「そうか・・・」

　　　　　　かすかな光・・今にも消えてしまいそうな
　　　　　　本当に、かすかな光がアキにあった・・・

ミカ「あなたが死ぬのは許されないことよ
　　　これだけの仲間の想いを裏切る気？」

アキ「・・・・・・・・・・・・・・・」

　　　　　アキ？あなた自身のために奇跡を起こしなさい？
　　　　　そして、それは、みんなの願いでもあるわ

　　　　　ルガスタの仲間たちが、みんなが望んでるわ
　　　　　アキが生きて帰ってくる奇跡を

アキ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

　　　　　　ガフィーク・アザームに居る
　　　　　　すべてのアキの仲間たちが
　　　　　　アキが帰って来ることを願っていた

　　　　　　その願いを想いをアキに届け続けていた

アキ「ありがとうな・・・みんな・・・」


グレン住宅村

シェイン「コロシアムで勝てる気がしない・・・」