酒場でバイトしてるレニィアーゼとアスフェイア
カミハルムイ 酒場
12人の団体客がやってきた
注文を受け取ろうとするレニィに
お客さんは次々と注文を言う
その数30品も超えただろうか
団体客の一人は言う
お客さん「おいwこんなに一度に注文を言って
バイト君が全部頭に入るわけないじゃないかww」
笑いながら団体客は言う
苦笑しながら傍にいたレニィの上司も
それを見ていた
アスフェイア「(まあレニィならそのくらいの数の注文
すぐ頭に入れて即座に対応できるわよ)」
アスフェイア「(見ていなさい。驚くのはお客さんたちだから)」
しかしレニィは、そんな数の注文
覚えられないよと言いたげにおろおろしている
アスフェイア「あれ・・・?」
営業時間終えて事務室
上司「さすがに、あんな数の注文、俺でも覚えれないし
気にすることないよレニィ君」
上司「有能なレニィ君でも対応できないこともあったか」
レニィ「すみませんでした」
事務室をあとにした上司
アスフェイアはレニィに聞いた
アスフェイア「あのさレニィ?いつもの、あなたなら
あんな、たくさんの注文でも対応できたんじゃなかった?」
レニィ「お客さんってさ、どう考えても俺をからかって
遊びたかっただろ?それに側に上司がいるんだ
有能なところを見せて忙しい仕事に回されたくないからな」
アスフェイア「え・・じゃあ、わざと、おろおろしてたの?」
レニィ「才能を見せつけて面倒な仕事を押し付けられたくないからな」
アスフェイア「うわぁ・・普通、見事な対応を見せつけて
良い気分になりたいけどな」
レニィ「まあ人生をうまく生きるための計算とでもいうのかな」
アスフェイア「じゃあ、私の場合こんなこととかは?」
レニィ「うん?」
アスフェイアの妄想
お客さん「すみませんソーメンください」
アスフェイア「はい今、持ってきます」
お客さん「・・・あの乾麺のソーメンではなくて」
アスフェイア「すみません今、持ってきます!」
お客さん「・・・それって春雨サラダですよね?」
妄想 終了
アスフェイア「こんな感じに能ある鷹は爪を隠せば!?」
レニィ「・・・それは、ただのマイナス評価だからな
首になりたかったらしたらアス?」
レニィ「ところで?そろそろ夏だけど今年こそ七夕クエあるかな?」
アスフェイア「さあ?セミの鳴くころに最終決戦みたいだから
時期が、かぶって無いんじゃないかな
(あくまで個人的な考えです)」
レニィ「それだったらマジ泣きたくなるわ;;」