ラグガイア王国 近辺
セナイルメイル草原
マーソン「ストーリー軍だと!」
ベリーエル「なぜだ!計算に入れてなかったわけではないが
軍の展開があまりにも速すぎる!まるで!!」
こうなることがわかってたような用兵ではないか!
エジェリ「おい!どうるんだ これ!?」
ゼレーゼ「さすがに両軍を相手にしたくないな・・・
ストーリー軍とフェルク騎士団は
対立してるうわさは聞くが・・・」
マーソン「第3人類とストーリーどちらも殲滅しますか
ベリーエル将軍?」
サージェン「やめておいたほうがい
ストーリーは我らフェルク騎士団の
実力は上をいっている」
マーソン「臆したか!サージェン!!」
サージェン「現実を見て物を言ってるだけだ」
サージェン「俺たちフェルク騎士団は”鍛錬”による
戦士としての強さを求めたがストーリーは」
”実戦”による能力の向上
サージェン「エンド・ワールド時代ほとんどの実戦を
ストーリーは戦い抜いてきた
実力では我らフェルク騎士団より上だ」
ベリーエル「だからこそ第3人類とストーリー
どちらも相手したくないが・・・」
ストーリー軍 総司令官
レアット・クロアットだ!!
レアット「どちらかが先に仕掛けた場合
仕掛けたほうにストーリー軍は決死の突撃を行う!!」
ゼレーゼ「!!!!!!!!!!!!!!!」
ベリーエル「!!!!!!!!!!!!!!!!」
レアット「よく考えるがいい。この意味をな」
ゼレーゼ「これでは・・・」
ベリーエル「ヘタに動けない・・・」
ルゲンテモーゼに向かう道中
アキ「このように膠着状態になるだろう」
アキ「フェルク騎士団は第2人類を第3人類から救うと言うが
第3人類を前にして攻撃もできないようじゃ
しょせんフェルク騎士団は、その程度かと
世界の人間は見るだろうな」
アキ「第3人類も似たようなものだ
主力の第3人類がフェルク騎士団に手をだせないのであれば
世界に散らばされた第3人類の同胞は立ち上がる勇気を持てない」
アキ「第3人類が第2人類を無差別に殺戮することを危惧していたが」
メアリー「そこにフェルク騎士団が現れた」
アキ「第3人類とフェルク騎士団の争いに
ストーリー軍が第3勢力としてけん制すれば
両軍とも動きがとれない」
アキ「兵糧が無くなれば両軍、退却するだろうが
ここで退却したらフェルク騎士団は世界から信用を失う
第3人類は世界の同胞に立ち上がる勇気を失う」
ミカ「ルガートのフェルク騎士団が私たちにとって
都合の良いものになった」
アズベス「それならルガートに、ありがとうと言いたくなるな」
ルダ「(・・・これが奇跡のウォーリアの洞察力か
ここまで状況を把握し読めるものなのか)」
クルーゼ「で?俺たちはなんで第3人類のアジトに向かってるんだ?」
アキ「あぁ・・世界モニターで宣言したベルバルドが・・・
本物か、どうかを確かめにな・・・
フェルク騎士団 本拠地
「フェルク騎士団の挙兵が、うまく利用された」
「当初の目的は世界に立ち上がる第3人類を
世界に展開したフェルク騎士団で撃破し
世界から賞賛を得て栄光を手に入れる計画だったが」
「セナイルメイルの膠着状態を見ては
当初の予定を変更せざるえない」
「さらには、ここで第3人類を相手に背を向けたら
それこそフェルク騎士団は信用を失う」
ルガート「ラフィス・ザン・ゼネスの計略か
エンド・ワールド時代
世界の代表として戦い抜いた敵は強いよ」
「こうなって ほっとしてるのかルガート?」
ルガート「バカを言うな?これでは計画に大きな支障をもたらす」
「なら、どうするルガート?」
ルガート「例の物は手に入るか?」
「調査の結果、可能だがルガート本人が
使ってみないとなんとも言えん」
ルガート「わかった場合によっては私も動こう」
通信はおわった
ルガート「・・・・・・・・・・・・・・」
背負わされているか・・望みもしないのに・・・