レニィアーゼの冒険日誌

ルゲンテモーゼに向かうアキたち一行

ルダ「ベルバルドが本物かどうか見極めに行くと？」

クルーゼ「アキ？ベルバルドのことを
　　　　　”あんなやつだったか”と本物みたいに？」

アキ「俺がいつ世界モニターのベルバルドが本物って言った？」

クルーゼ「・・・・・・・・・・・」

アキ「話し合ってもそれぞれの意見が平行線上で
　　　答えなんてでないから他の話題にしたかった」

クルーゼ「それで”俺は場合によってはグレンハム王国を脱出する”
　　　　　などとインパクトのある話を言い切ったか・・・」

ルダ「アキ？計算高い男は嫌われるぞ？」

アキ「ベルバルドが世界の第３人類に武器を持ち戦えと言う
　　　フェルク騎士団には都合の良いことをな
　　　だから、あのベルバルドはフェルク騎士団に
　　　作られた影武者のような者かと思う」

アズベス「実際に会いに行けば真意を確かめられるか」

ミカ「そう簡単にいくかな？」

メアリー「無理だと思うよ

　　　　　　複数の魔力砲撃にロックオンされた音が聞こえるもの

全員「・・・え？」

メアリー「私を中心に左右に飛んだほうが良いわよ？」

　　　　　　　前方の森からアキたちに向かって

　　　　　　　多数の魔力弾が飛んできた！！

　　　　　　　アキたちは左右に飛び、その魔力弾を回避する！

アキ「おいメアリー！重要なことをサラっと言うな！？」

メアリー「だって・・余裕でかわせると思ったんだもん」

クルーゼ「メアリー！俺たちに音の能力なんてないからな！？」

ミカ「相手は第３人類ね。ラグガイア王国に主力を集めてるから
　　　その留守をつけたけど戦うの？」

アキ「すでに攻撃されてるんだ。話し合いの余地があるとでも？」

ミカ「残念ながらなさそうね・・・」

アズベス「・・・のんきでいいな・・お前ら？」


第３人類　ルゲンテモーゼ軍　大将　デッセ

デッセ「ゼレーゼたちの留守を守るぞ！砲撃はなてえええ！！」


アキ「まあ第２人類のフェルク騎士団に宣戦布告されてるんだもんな
　　　フェルク騎士団と関係ない俺たち第２人類も敵か」

ミカ「どうするのアキ？」

　　　　　　アキは声高々と言う！！

アキ「このまま第３人類のとの戦闘に入る！
　　　だが決して第３人類を1人も殺すな！
　　　まとまる話も、まとまらなくなる！！」

クルーゼ「アキ！敵に聞こえるように言ったら
　　　　　俺たちの作戦が筒抜けだろ！？」

アキ「・・・あ」


デッセ「バカにして・・手加減するって言ってるのかよ！！
　　　　アースイン！ゲルグ！やつらは俺たちを殺す気はない！！
　　　　すてみでかかれ！！」

アースイン
ゲルグ「ああ！」


クルーゼ「はい・・すてみで敵がかかってくることが決定・・・
　　　　　で？こっちは1人も殺してはいけないんだっけ・・・？」

ルダ「これがストーリーの言う”あまさを貫く信条”ね・・・
　　　これに、なんの意味がある？」

メアリー「そのほうが誰よりも早く強くなれるのよ
　　　　　この戦いがおわったら教えてあげるわルダ？」

アズベス「たまには楽して勝ちたいんだけどな・・・」

アキ「強くなるためだったらなんでもするんじゃなかったのかアズベス？」

ミカ「敵は、およそ３０００の兵士ね」


デッセ「魔力砲撃で敵が怯む気配がない
　　　　アースインは空から！ゲルグは抜刀隊を引き連れかかれえ！！」


アキ「あぁ・・そうだった第３人類は飛べるんだっけ・・・」

ルダ「・・・はやくも想定外か？」

アキ「まさか・・ルダとクルーゼは飛行する敵をツバサをもってかかれ
　　　残りは地上部隊を制圧する！行くぞ！！」

アキ隊「おお！」

　　　　　アキ、ミカ、アズベス、メアリー
　　　　　疾風のようなスピードで進軍する！！


デッセ「アースイン！空と地上で敵の地上部隊を撃つ！！」

アースイン「やってやるか！」

　　　　　　　敵地上部隊と飛行部隊
　　　　　　　空と地上で砲撃を挟まれたアキたち地上部隊！！


デッセ「こいつら・・・・」

　　　　　　アキたちは、その弾幕をことごとくかわし進軍！！



アキ「エンド・ワールド時代。数多の実戦を潜り抜けた
　　　人間の力を見せてやるよ」