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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2017-07-18 00:23:07.0 2017-07-18 00:29:37.0テーマ:その他

全部 知りたい


       今日の戦争の疲れをいやしてくれ

ミカ「ってアキは言ったけど・・・
   なんで、みんなと酒場に来てるのよ?」

ルゲンテモーゼの町 酒場

    そこにはミカ、メアリー、ルダ、アムルが
    酒を飲みに酒場にやってきた

メアリー「なんでって?今日の戦争の疲れをとるために
     みんなで飲もうってことよミカちゃん?」

ルダ「だがミカちゃんとメアリーは未成年だったな?
   酒は飲んではダメだからな?」

メアリー「わかってますよ。私はノンアルコールのカクテルで
     まあミカちゃんはとっさにジュース飲みたいと
     注文してたわね?」

ミカ「(・・・いつも間にか ちゃんづけで子供扱いされてる)」

ミカ「いいのですか?ベルバルドさんを一刻も早く
   助けに行かなくて?」

メアリー「疲労したまま戦争に挑むと良い状況判断もできないし
     戦争の動きにも鈍さを隠せない」

メアリー「上手に休める人は次のスタートを
     誰よりも速く1歩進めてるのよ?」

メアリー「今は誰よりも速く1歩進むために
     上手に休まなくてはならないのよミカちゃん?」

ルダ「良いことを言うものだメアリー
   これで気持ちよく酒が飲める」

メアリー「・・・いえ・・ストーリーの組織で
     学んだことを本気で言ってるんだけどね」

ルダ「で?なんでメアリーはアキのことを好きになったんだ?」

ミカ「!?」

メアリー「いきなりだね・・ルダ・・・」

ルダ「興味があってな」

メアリー「そうね・・アキが弱かったからかな」

アムル「え!弱かったんですかアキって!?」

メアリー「私の知ってるアキは弱くて精神ももろくて
     いつも考えに迷いをもっていた」

メアリー「何度アキの泣き顔を見てきただろう
     何度アキのことをなぐさめてきただろう」

メアリー「こんな人を私がなんとかしなきゃダメじゃんって
     気が付いたら、そうなってたな」

ルダ「母性本能くすぐるタイプか」

アムル「メアリーのその言葉、正直、信じられません」

アムル「私の知ってるアキは強くてしっかりしてて賢くて
    仲間想いで誰かが傷つくことも人が死ぬことも
    人一倍、嫌いな人です」

メアリー「まあ私の知ってるアキは8歳のころからだからね
     そのころは、けっこう弱かったわよアキって」

ルダ「で?なんでアムルはアキが好きになったんだ?」

アムル「ひゃう!」

ルダ「・・・変な声がでた」

アムル「い・・言わなきゃダメですか!?」

ルダ「今日は、そういう女子会だ」

ミカ「・・・いつから、そうなったんですか?」

アムル「アキは仲間が危機に陥ったら
    自分にどんなリスク背負おうとも
    仲間のために体を張れる人です」

アムル「私もアキに救われました
    その、たくましさに魅かれたのかも」

メアリー「・・・たくましいか・・あのアキがね」

アムル「なんか私とメアリーのアキの印象、真逆ですね?」

ルダ「弱かったときのアキを知ってるのがメアリーなんだろ」

     みんな、ずるいな・・いろんなアキを知ってる・・・

ルダ「ミカちゃんはアキの幼馴染なんだろ?」

ミカ「8歳までアキがフェルク騎士団に入るまで、つきあってたけど
   そんな弱かったアキも、そんな強かったアキも
   メアリーとアムルは知っている」

メアリー「アキとは長いつきあいだからね」

ミカ「・・・みんな・・ずるいな」

メアリー「本気で落ち込まないの
     ミカちゃんは、これからのアキを見ていけばいいなじゃない?」

メアリー「それにアキが見ているのはミカちゃんだけよ?」

アムル「本当うらやましいです。好きな人が好きでいてくれることが」

メアリー「でもミカちゃん?アキはやめておいたほうが良いよ?」

アムル「私も、そう思います」

ミカ「なんでですか!?」

     背負ってる物が重すぎるのよアキって

アムル「わかる気がします」

メアリー「エンド・ワールド時代。アキが戦わなければ
     ルガスタという世界は終焉を迎えていた」

メアリー「物語に登場したルナフェクトの末裔
     世界を救える力をもった人物だからね」

メアリー「今も今でフェルク騎士団を助けたいとか
     第3人類も助けたいとか重い物を背負って生きてる」

メアリー「昔は背負うのは嫌いだったけど
     今じゃ、背負わないと、みんなが笑えなくなるからって
     誰かのためにリスクを背負って生きてるからよ」

       共に生きるには、その重い物を
       共に背負う覚悟が必要なのよ



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