レニィアーゼの冒険日誌

ルゲンテモーゼの町　早朝

アキ「さて、みんな疲れが抜けたみたいだな？」

ルダ「（一人、心をケガしてる者はいるがな）」

アズベス「行くんだろ？ベルバルドを救出に？」

クルーゼ「憎しみあってるフェルク騎士団と第３人類の共生
　　　　　それができたら本当に奇跡だ」

メアリー「そういう奇跡を何度も起こしているアキがいる」

メアリー「９９％の絶対を払いのけ１％の希望をつかむ者
　　　　　人は、それを奇跡を起こす者と呼ぶ」

アキ「よく覚えてるな？７年半前の俺のセリフを？」

メアリー「印象的だったからね～変に覚えてるな～」

ルダ「たしかに、その両者が共生できる
　　　可能性は１％かもしれない」

アキ「だが０ではない。だからやってみるのさ」

アキ「アムルには申し訳ないが３時間前に
　　　バースミアク地方に駆けてもらった」

ミカ「うわ～鬼・・・」

アキ「現地に到着してるころにはアムルが
　　　情報をつかんでくれている」

アキ「さてエンドレス・ウインド移動モードで現地に急行する」

クルーゼ「・・・そのための休息だったのか」

アキ「一刻も速くベルバルドに接触する」



バースミアク地方　第３人類　ネーゼバルド砦

ゼルク「撃てえ！敵は疲弊しきっている！
　　　　今日こそ砦を落としベルバルドを捕らえる！！」

フェルク騎士団「うおおおおおおおおお！」

　　　　　　　　１万のフェルク騎士団が
　　　　　　　　ネーゼバルト砦に攻めかかる！！

ベルバルド「敵は総攻撃か」

　　　　　　　ベルバルドの同胞　ウェーデンとバルーセ

ウェーデン「ここが落とされるのは時間の問題
　　　　　　ルゲンテモーゼに退くべきかと？」

ベルバルド「退いてどうする？ルゲンテモーゼには
　　　　　　まだ幼い子供も年寄りもいるのだぞ？
　　　　　　ここは、もはや最後の砦だ」

バルーセ「ゼレーゼが敵の陽動に引っかかったせいで
　　　　　デッセもだせる援軍もないだろ」

ベルバルド「現実は見えている
　　　　　　だが本拠地を同胞を危険に晒したくない」

ウェーデン「ベルバルド？お前が失われたら
　　　　　　第３人類は希望を失う」

バルーセ「いざとなったらベルバルドだけでも逃げろ？」

　　　　　　　伝令！砦のすぐ外で何者かが現れました！！

ウェーデン「何者か？フェルク騎士団ではないのか？」

伝令兵「何者かは不明ですが、そのために
　　　　フェルク騎士団の攻撃が止まっています！！」

ベルバルド「奇跡の使者であってほしいものだな」


砦の外

　　　　　フェルク騎士団　副官ゼルク

ゼルク「貴様！どこから現れた！
　　　　なんのつもりで戦場に居る！？」

ロダリア「ある人の願いでな。第３人類に
　　　　　これ以上の仕打ちを、あの人は望んでない」

ロダリア「なぜ第３人類を滅ぼそうとする？」

ゼルク「お前も世界モニターを見ていないのか！
　　　　第３人類は武器を取り我ら第２人類に
　　　　害をなす存在！ここで滅ぼさなければならん！」

ロダリア「良い教育を受けてるようだな？
　　　　　指揮官に都合のいい教育を？」

ゼルク「貴様！　なに！！」

　　　　　ロダリアから、とてつもなく
　　　　　威圧的なオーラがほどばしる！！

ロダリア「ディアの願いというか・・・
　　　　　本当にアキにはあまいなディア・・・」

ゼルク「かかれええ！この女を打ち取れええ！！」

　　　　　　ロダリアは左手を天にかざし
　　　　　　そこから無数の光の矢で
　　　　　　周囲のフェルク騎士団に攻撃！！

フェルク騎士団「なんだ！この光は！うわああああ！！」

　　　　　　　ロダリアの周囲にいた
　　　　　　　フェルク騎士団は倒されていった

ロダリア「見せてあげるさ・・・」

　　　　　　　ルナフェクトを守護せし者
　　　　　
　　　　　　　スリーランス

　　　　　　　ロダリア・ロードバクスの力をね