二人の女性が会話をしていた
アムル「まだ人との交わりを断って生きてるの?」
ロダリア「私の戦いには人が関わらないほうがいい」
アムル「じゃあ、こんな話は知ってる?
いま人気で話題になってる勇者の話」
ロダリア「勇者??」
その話を聞くロダリア
ロダリア「なるほど。
人類が滅亡の運命から逃れたくてだす
最後の手段、つまり生贄か」
アムル「・・・どこを、どう考えたら、その結論に至ったロダリア?」
ロダリア「勇者だなんて生贄でしかない」
ロダリア「戦う運命に引き込まれ世界の命運を背負わされ
その者が失敗したときには世界が滅亡する
そんなプレッシャーの中、生かされ
時代に選ばれた悲しき運命の人間だろ?」
アムル「・・・まあ・・間違いではない(・・と思う)」
ロダリア「だいたい、その勇者は戦いが好きなのか?」
ロダリア「戦うことが好き。英雄になりたいなら
まだ、その運命に抗えるさ」
ロダリア「だが戦うことが嫌いな人間だったら
勇者の運命など呪いでしかない」
アムル「でもね、その勇者は、いつも孤独ではなかった
(・・・1部除いてね)」
アムル「いつも、その勇者には共に戦ってくれる仲間がいた
勇者ってのは1番、孤独から縁が遠い生き物じゃないかな」
ロダリア「そんな呪われた運命を共に戦おうという
物好きが居るのか?よほどのお人好しだな?」
アムル「まあ・・そうかもね・・・」
様々な人の様々な考えもあると思いますが
これが私が感じた勇者のイメージの1部であります。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。