ディセル草原
サージェン「そこにあるんだ手を伸ばせば
そこに理想なる世界が」
サージェン「お前は なぜ敵になった?
お前ならわかってくれると」
クルーゼ「世界は変わっていく 昔の想いを抱いて生きても
栄光のフェルク騎士団は戻らない」
クルーゼ「世界の流れに乗ればいい
変わっていけるのも また人なんだ」
クルーゼ「変化しなければ人は新しい時代に乗れない
栄光は捨てろ!そのほうが幸せになれる!」
サージェン「人は そんなに器用になれない 想いが邪魔をする
流れに乗れない不器用な人間もいるんだ
失いたくないのは自分の想い
それを貫くために人は行動する」
サージェン「自分の生き方を貫けない世界では
俺は死んでるようなものだ!」
クルーゼ「それでも生きるんだよ!理不尽で悲しくて
やってられない世界でも幸せがほしいから
人は戦っている!」
サージェン「そこを どけ!
俺は形にしてやる!すべての栄光を我等フェルク騎士団に!」
サージェンの周囲に赤い球体のものに包まれる
クルーゼ「まさか!」
スピード4倍 刻一閃 エンドレス ウインド!
????の場所
ベルーリエ「クルーゼはサージェンと
一騎打ちになったそうです」
ルガート「さすがクルーゼ
フェルク騎士団の頭を一騎打ちに持ち込んだか」
ルガート「戦いも時期におわる
夢が覚める時間だ
理想なる世界というあまい呪いの妄想からな」
ベルーリエ「ルガート様
フェルク騎士団を惑わすために行動してたのですか?
ルガート「・・・
そうだと言ったら怒るかい?
ベルーリエ「なぜ そんなことを?」
ルガート「本来のフェルク騎士団は強い
ストーリー兵といい勝負をするだろうし
他国の どの軍隊よりも実力は上だ」
ルガート「その強さを奪うために理想なる世界を見せて弱くした」
ベルーリエ「なぜですか?」
理由を説明したルガート
ベルーリエ「あなたって人は
世界に生きる すべての人の想いのために
行動していたんですね
ルガート「あとは試しにいくだけだ
この世界を任せてもいいのか どうかを」
ディセル草原
アズベス「おわったのか?」
ミカ「決着がついたの?」
ルダ「人は あれほどスピードがだせるのだな」
メアリー「刻一閃をエンドレス ウインドにできるなんて」
いつ いかなる時に使うか・・・か
サージェン「なんだ そのスピードは!?」
サージェンのダメージは深かった
クルーゼ「サージェン?お前は天才だ。
刻一閃をエンドレスウインドにするのは
俺にはできない だけど」
クルーゼ「いつ いかなる時に使うのか
これも修練し見極めていた」
サージェン「過去に風の聖獣から加護を受けた
闘神ラグガイアが使えた技」
スピード5倍 究極系 刹那の鼓動
サージェン「そんなの
ラグガイアのウォーリアを宿してる
てめえにしか使えないじゃないか」
クルーゼ「おわりにしろ あまい夢を見るのわな」
フェルク騎士団はざわついている
導いてくれる者が敗北した
ダイタム「俺たちの夢は・・おわったのだな・・・」
ロバト「ここまでフェルク騎士団が・・弱くなろうとは・・・」
ロバト「俺たちは どうすればいい・・・
導き手がいなくなり・・・」
ダイタム「なんだ!アキ隊の後方から迫ってくる軍隊は!?」
クルーゼ「・・・え?」
アキ隊
アズベス「おいマジかよ」
ミカ「あの軍隊 まさか」
ルダ「これもサージェンの策略か?
アキ「・・・俺には もう策も・・手段もない」
メアリー「・・・もう・・これまでなの」
アキ隊の後方
マーソン率いる15000のフェルク騎士団
騎馬軍として疾風のごとき
レズール「さすがですよマーソン将軍
サージェンの軍も我らに呼応して動けば
アキ隊を挟み撃ちにできる!」
ゼルク「この画を描いていたのですかマーソン将軍?」
マーソン「これでアキ隊を殲滅し奇跡のウォーリアを倒し
サージェンと合流しルゲンテモーゼを滅ぼせば」
サーシェ「そうなったら?」
マーソン「・・・
世界は僕たちの物だ