僕は変化を促した者さ
グレンハム王国 王宮庭園 夜明け前
クルーゼ「変化を促した者だと?」
アキは疾風の如く
その者に接近!斬りかかった!!
クルーゼ「おい!アキ!?」
その者はアキの攻撃をかわし
宙へと浮かんだ
そして王宮庭園に入って来た2名
アキ「マイ!なぜ接近に気付かなかった!?」
マイ「ごめんなさい」
ディア「追い詰めたと言いたいが
どうやら違うようか?」
???「そう思ってるのか?ディア・ルナフェクト?」
メアリー「あなたは誰!?」
???「メアリー?君ならわかってると思うが
あえて名乗らせてもらう」
フェルク騎士団の制服を脱ぎ
その者は姿を現した!
???「シウスノト・ビリオン
君たちが”作者”と呼称してる者だ」
クルーゼ「作者だと!?」
王宮庭園に居る
すべての者が作者に身構える
シウス「第2人類 第3人類の大規模な戦争
フェルク騎士団の乱
どちらも興ざめな結果でね
面白くなかったんだ」
シウス「だから変化を促すために
グレンハム王国の主要な人物を操って
どうなるのかを見たかった」
マイ「やはり お前は傍観者でありたいか!?」
シウス「ラクシュマリ・レムナント?
いや 今はルナ・マイストーリーの分け身
マイと呼んだほうが良いか?」
シウス「よく飽きないね?
46憶年も僕を追いかけて
そんなに僕を滅したいの?」
君は守れなかったんだよ?
フェイルアムを?
マイ「だからこそルガスタを同じ悲劇を繰り返さないため
私は今 ここに居る!」
シウス「ディア君も ご苦労だね?
マイに そそのかされて
僕を倒すために10億年も
追いかけるとわね」
ディア「ルガスタをフェイルアムの二の前にはさせない」
シウス「そして奇跡の英雄 アキ・ルナフェクト?
君を放置してた僕は やはり間違いだった
今すぐ君を消したいな」
アキ「お前がいなければ世界は平和なのにな」
シウス「それは間違いだねアキ君?
僕がいなければアキ以外の者たちは
産まれてなかったんだよ?
言うなれば世界すら無い虚無
何も書かれてない白紙のノート
僕の想像とペンで君たちは産まれたのだからね」
シウス「君たちは親である僕に逆らうの?」
ディア「子供とは親に逆らう者だ
親が道を外したなら
それを全力で止めるのが子供の務め」
シウス「道理だねディア君
つまり僕を止めようと?」
マイ「戦える者たちよ!今が作者と戦える時!
シウス この作者を滅すれば
世界と人類は新しい進化にたどり着けます!!」
シウス「それは神のいない 作者のいない世界を
君ったちは歩くのか?
誰が世界と言うノートにペンで描けるのだ?」
アキ「それでも人は前に進めるんだよシウス!?」
シウス「ラムスクロウの人間か
確かに僕の子供ではないね」
シウス「マイ?ディア?
本当に僕を滅したいのか?」
ディア「貴様を倒さないとルガスタは終焉を迎える」
マイ「フェイルアムを壊した者が言うことか!?」
シウス「確かにフェイルアムは壊したよ
変化を促しても面白くなかったからね」
シウス「所詮 君たちは僕にとって水槽の中の魚
そして僕は変化を眺めたい傍観者
君たちが面白い見世物を見せてくれるなら
ルガスタは安泰なんだよ?」
アキ「飼われて生きたくないんだよ作者?
悪いが独り立ちさせてもらう」
アキは剣先を天に向け
作者に下した
アキ「この場に居る同胞たちよ立ち上がれ!
作者を倒し世界を救う時は今だ!」
シウス「君は戦うbのが嫌いではなかったのかアキ?」
アキ「作者にかかれー!!」
シウス「どうやら僕は子供たちに嫌われたようだ
いいだろう・・・
君たちがいかに僕に無力か
教えてあげよう