グレンハム王国 王宮 昼
ラフィス「・・・」
回想
ねえ?ラフィ遊ぼう
もう いつまでもふてくされてないの
お姉ちゃんと 遊ぼうラフィ?
回想 終了
ラフィス「やっと・・会えるんだな・・・」
クリスフェル村 昼
アキ「ツバサは使えるようになったみたいだなアムル?」
アムル「えぇ もう自由にとべる
でも このツバサ グレンハム王国の軍事機密よね?
私みたいな民間人に使わせていいの?}
アキ「民間人ではないだろ?
カルセが話してしまったようだから
ぶっちゃけるけどさ」
アムル「自覚がないのよね 私がグレンハム王国の王族
ミナイシュ・ザン・ゼネスってこと」
アキ「ラフィスに会えばわかるかもな 行こうか」
ミカ「私も行く!」
アキ「置いて行ったりしないってミカ」
グレンハム王国 王宮
サージェン「どういうことだラフィス!?」
ラフィス「そのままの意味だ
お前の持っているフェルク騎士団の全権を私に譲れ?」
ラセック「聞き捨てならないですねラフィス王
今更 フェルク騎士団がほしいと?」
ラフィス「私はサージェンより
うまくフェルク騎士団を使える」
サージェン「なに!?」
その時 フェルク騎士団100名が現れた!
サージェンとラセックを囲む!
サージェン「お前ら どうした!?」
囲んだフェルク騎士団は刀を抜いた!
ラセック「何をした!?」
ラフィス「これは私の脳内でイメージしただけで
フェルク騎士団を動かしている
そうやってフェルク騎士団を動かせる手段を手に入れた」
サージェン「そんな・・ことが・・・」
ラフィスの思考により
フェルク騎士団は囲いを解いた
フェルク騎士団「俺達は・・いったい・・・」
ラフィス「すまなかったな もう下がっていい」
そう言われフェルク騎士団は退席していく
ラフィス「戦場で私1つの意思だけでフェルク騎士団10万を
動かせるなら これ以上の武器はない
サージェン? お前に これができるか?」
サージェン「ふざけんな!俺は まだ お前を許していない!
フェルク騎士団の輝かしい栄光を どん底まで落とし
フェルク騎士団を解散させた人間が!
ルガート様が居たから今のフェルク騎士団がある!」
サージェン「どの国からもフェルク騎士団だからと
さげすまされ苦渋を味わって生きたかわかるか!?」
ラセック「今更 必要になったから よこせとは
どれだけ我らを愚弄するのですか?」
ラフィス「力は正しく使われるべきだ
大きな力ほど能力のある人間が使うべきだ」
サージェン「・・・・」
ラフィス「世界は今 作者によっていいように弄ばれている
作者を倒すために大きな力が必要だ」
サージェン「・・・納得できると思ってるのか?」
ラセック「フェルク騎士団を自在に操れても
フェルク騎士団の心を掌握できない貴様に
フェルク騎士団を渡すわけにはいかない」
激怒した二人は王宮から出て行く
その二人にアキたちは すれちがった
ラフィス「アキか?」
アキ「あれは怒ってた程度で済めばいいな
彼らに何をしたラフィス?」
ラフィス「その話は後日でいいか?」
アキ「そうだな 会いたいよな ミナイシュ?」
アムル「その名で呼ばれても しっくりこないな」
そのミナイシュの姿に
眼を奪われたラフィス
ラフィス「アキ ミカ?
ミナイシュと二人だけにしてくれないか?」
アムル「え?」
アキ「大丈夫だアムル?お前の本当の肉親だ
ミカ?少し王宮を まわって行こうか?」
ミカ「うん」
二人は その場を離れ
ラフィスとミナイシュ 二人だけになった
ラフィス「・・・」
ミナイシュ「あの・・お兄様ですか?」
ラフィス「(そうか 囁き人によって記憶を・・・)」
ラフィス「いえ あなたの弟です
あなたが我らが父 ガジアーノ王の
最初の子供です ミナイシュお姉さん」
ミナイシュ「そう言われても・・まだ自覚がないと言うか」
ラフィスはミナイシュを抱きしめた!
ミナイシュ「え?」
ラフィス「・・・」
会いたかった・・ミナイシュお姉さん・・・