レニィアーゼの冒険日誌

グレン住宅村

フル「あ～とっととマイタウンほしいな
　　　２憶もうあるから誰か時間を進めてくれないかな」

シェイン「なんでフルは　いつもそんなに
　　　　　ゴールドがあるの！？」

フル「俺の武器っていうの？ゴールドが貯まりやすい
　　　ことをしてるからな」

シェイン「・・・それって」

フル「BANされるやつではないから安心しろ？」

シェイン「その稼ぎ方　教えて！？」

フル「なんで俺が血眼になって探した自分だけの武器を
　　　シェインに教えなきゃいけないんだよ？」

シェイン「ずるい！」

フル「レニィもあるよな
　　　カスタマイズサポという武器が？」

レニィ「サポの耐性いじることができるな
　　　　サポだいたい　どの職も耐性装備あるからな」

フル「ストーリーではボスに合わせた耐性を備え
　　　試練でも　もうサポート仲間に困ることがないか」

フル「だったら


　　　　　　　　　もう一人で　なんでもできるな


レニィ「・・・」

フル「サポート仲間にも困らないし一人で戦えるな」

レニィ「・・・・」

フル「だって　たいていのことはカスタマイズサポで
　　　なんとかなるもんな」

レニィ「・・・・・」

フル「・・・なんで・・泣いてんだ？」

アス「それ以上　一人（独り）て言わないであげてフル！？」

レニィ「あぅあぅ；；」

フル「・・・思いっきり言ってるの・・アスだけどな」

フル「さて　そろそろ帰るわ　またなー」


グレン住宅村　夜

シェイン「みんな自分独自の武器があるんだね」

アス「そうね　ガチ勢になって最先端で戦うには
　　　それを有利にする独自の武器が必要かもね」

シェイン「フルは独自で見つけた稼げる商法
　　　　　レニィはカスタマイズサポだし」

シェイン「アスには何か　そんな武器あるの？」

アス「・・・


　　　　　　　そんな物　どうでもいい


シェイン「え？」

アス「って言えるのが私の武器ってのは　どう？」

シェイン「よく・・わからないけど・・・」

アス「今の私には必要ないかな」

アス「私はドラクエ発売日からプレイしてて
　　　かなりのガチ勢だったけどね
　　　今は　まったりと生きてるし」

シェイン「どうして？」

アス「手に入れた物が　たいした物ではなかったからかな」

アス「レグナード実装　レベル４　初日に
　　　パラで初見で１回でクリアしたときだけどね」

シェイン「・・・自慢・・嫌だ」

アス「・・・どうしてって聞いたから・・答えようとしたんじゃん」

アス「そんな時にレグと戦ってね
　　　恐ろしいほど調子が良くてレグの技名も出る前に
　　　レグの攻撃モーションで次　何がくるかわかっちゃて
　　　その時に何をすればいいかが瞬時に理解できて」

アス「それで倒しちゃったんだけどね」

シェイン「すごい・・・」

アス「誰よりも優れた人になりたくて誰よりも強くなりたくて
　　　苦しみながらドラクエ１０してたけど
　　　私の求めてた　その強さの境地に立って手に入れたとき」

アス「・・・


　　　　　　　　私がほしかったのは・・・

　　　　　　　　こんなものだったんだ・・・


アス「苦しみを代償にして手に入れた”それ”は
　　　私が欲しかった物ではなかったんだ」

シェイン「・・・言ってる事　・・かっこいい」

アス「まあ個人差もあるだろうけどね」

アス「初期の頃から始めてる私には
　　　あんなにのんびり生きられた世界が戻ってほしい
　　　みんな効率やら日課　週課とか
　　　やらなきゃいけないことに必死で
　　　本当に楽しむという気持ちを持てない人も
　　　少なくないみたいだし」

アス「シェインは　どうしたい？
　　　自分だけの独自な武器を手に入れて
　　　第一線で戦いたい？」

アス「それとも


　　　　　　　どっちの強さがほしい？


シェイン「どっちの？？」

アス「フフ♪　見つかると良いね
　　　シェインの求める独自の武器の”性格”を」

アス「さて　もう寝ようか」

シェイン「うん」


　　　　　　　　ベッドの中でシェインは思う


シェイン「・・・


　　　　　　　　僕の武器って　なんだろう？


シェイン「アスがガチ勢の時に持ってた
　　　　　自分独自の武器ってなんだったの？」

アス「・・・


　　　　　　　　　教えてあげな～い♪


シェイン「ずるい・・・」

アス「教えられて得るよりも
　　　自分で探して見つけたほうが
　　　シェインのためにもなるからね」

アス「自分で探すよ～に♪」