俺の名はアキ・ベリングだ
グレンハム王国 郊外
ガティ「アキ・ベリングだと?」
ルダ「ガティ?」
ガティ「わかってはいるが・・・」
回想 5年前 宇宙 ルイジェネウス
ミカ「貴方の敵がアキと言う名前の時
その者は滅しないでください」
回想 終了
ベアヌ「その約束を守るのか?」
ガティ「まさか出会うとは思わなかったが」
何してるのかな敵さんは
ガティ「散開しろ!」
ガティたちの中心に
複数もの魔力弾が放たれた!
アキ「かわしたか ねらいの精度が
あまいんじゃないのメアリー?」
メアリー「何のために撃ったかわからないアキ?」
アキ「わかってないフリしたらいいか?」
ガティ「!!!」
ガティ!緊急防御体勢!!
ルダ「ガティ!?」
剣と剣がぶつかる大きな音!
アズベス「俺のパワーでも 吹っ飛ばなかったか」
ガティ「あの魔力弾をかくれみのにしたのか」
メアリー「せっかく お膳立てしてあげたのに」
アキ「姑息に攻撃することが
お前の信条だったかアズベス?」
アズベス「今のは奇襲って言うんだよ覚えとけ?」
ガティ「まだ子供なのに
これほどのステータスがあるとは」
グレンハム王国 王宮
兵士「一大事ですレオン大将軍!?」
その状況を知らせた兵士
レオン「なんてことを!」
レオンは急いである場所に向かう
フォートレスフィート フェルク騎士団 訓練地
リリィ「レオン来てくれたのね!?」
レオン「アキたちがか!?」
リリィ「ジアスタにしてやられたわ!」
レオン「まだ わからないのかジアスタは!
エンド・ワールドが迫っているのに
あの者たちは この世界の希望だぞ!
グレンハム王国 郊外
お前らフェルク騎士団か?
アキ「訓練生だけどね」
ルダ「(これほどの実力で訓練生だと)」
ガティ「俺達はガキたちと遊んでるヒマはないんだ
剣をおさめてくれと」
アキ!疾風の如くガティに接近!
ガティ「と言っても無理か?」
ガティに振り下ろされる斬撃!
ルダ「ガティ!?」
ルダの足元に魔力弾が放たれた!
ルダ「なに!」
メアリー「警告よ?
貴方が妙な動きをしたら私は貴方を討つ」
アキ「(ガティと言ったか この男
紙一重で かわしやがった)」
接近したアキの腹のあたりに
アキ「魔力弾か!」
ガティ「迷いのない すさまざい斬撃だったぜ
だが その後に どう動くかイメージはあったか?」
超至近距離の魔力弾がアキに迫る!
ガティ「姿を消した かわしたか」
アキ「そっちこそ2つ先のイメージはあったのかよ!」
あったさ むしろ3つ先もな
アキ「!!!!
アキ!剣でなぎはらうも
わかっていたかのように
後方に飛び斬撃の間合いから離れたガティ!
アキ「2つ3つ先を見るか」
ガティ「こういう実戦での読み合いは
嫌いではないが相手がガキだと
ただ うぜえだけだな」
アズベス「あの じじい やりやがる
!!!!!!!!!」
ベアヌ!剣を抜きアズベスに袈裟斬り!
ベアヌ「防いだか」
アズベス「こっちの じじいもパワーあるじゃん」
ベアヌ「まだ成長期を終えてない子供にしては
やるもんだな アズベスって言うのか?」
アズベス「俺を上から目線で評価するんじゃねえ!」
ガティ「さて どうしたものかな
アキと言う名前に出会ってしまったな