私たちは出会っていたんだな
その時からな
現在 森の中
クルーゼ「俺がセクトプリオンで
エタシュと呼ばれる生命体・・・」
クルーゼ「そんな大戦に参加したなら
なんで俺は覚えてないんだ!
俺だけではない!」
クルーゼ「アキもメアリーもアズベスも
他の者たちも
なんで皆 覚えてないんだ!」
クルーゼ「・・・ルダ
全部 知ってて
俺達と つきあってたのか・・・?
ルダ「・・・」
クルーゼ「・・・そんな」
ルダ「すまなかった・・・
私は お前たちの前から立ち去ることに」
ルダ「・・・え」
クルーゼはルダを強く抱きしめた
ルダ「・・・クルーゼ」
クルーゼ「・・・ごめんなルダ
言いたかったこと 聞きたかった事
打ち明けたかった事も 全部
我慢してたんだなルダ」
クルーゼ「もう言わなくてもいい
苦しいなら・・・」
ルダ「言わせてくれ きっと私は
クルーゼ?お前に聞いてもらいたかったんだ
7年前
ルダ隊VSクルーゼ隊
クルーゼ「こんな きれいな女が
なぜ武器を持ち戦ってる?」
ルダ「背負っているからだ」
周囲の第2人類 第3人類も
セクトプリオンとの戦闘に入った!
ルダ「10憶の同胞たちの未来 仲間たちの想い
そして
ガティの笑顔が頭にうかんだ
ルダ「私の想いも叶えたいから戦っている!」
クルーゼ「一人で背負うつもりか!?」
ルダ「もっと背負ってる者が居る
ガティレイア
悪魔だろうがなんだろうが
私たちにとっては英雄だ!」
ルダ「呪われた運命だと知りつつも
私たちのために第3人類のために
痛みをがまんして戦っている!?」
クルーゼ「なんで自分のために生きられない!」
少し笑みをうかべ ルダは
ルダ「不器用なんだろ きっと
少しは自分だけのために生きてほしいさ」
ルダ「お前は なんのために戦っている?」
クルーゼ「・・・
・・・わからない
クルーゼ「命令されたから戦っているんだ
俺の意思ではない」
ルダ「それでいいのか お前は!?」
クルーゼ「どんなに きれいに飾っても
やることは いつも そう
敵である者を討つだけだ」
クルーゼ!振り下ろしの斬撃!
ルダ「・・・受け止めた
・・・軽い
ルダ「覚悟も信念もなく何も背負ってない
人間は ここまで弱いか」
ルダ「そんな人間に負けるわけがない!!
ルダの振り下ろしの斬撃!
クルーゼ「こいつ!」
ルダ「重いだろ?
ただ戦わされてる人間と
自らの意思で背負ってる人間の斬撃は
重さが ちがうだろ?」
クルーゼ「侮辱か!?」
ルダ「・・・
今を大切に生きてるか?
ルダ「人間は 100年ぽっちの世界だ
だからこそ今を大切に生きる」
ルダ!クルーゼに連続で攻撃する!
クルーゼ「くっ!}
ルダ「永遠に生きられるんだろセクトプリオン?
お前らには わからないだろうな
たった100年で探さないといけないんだ」
クルーゼ「何を探してる?」
ルダ「・・・
本当に欲しい物
クルーゼ「そんな不明瞭な物に!?」
ルダ「そのために人は生きている!?」
ルダの刀の なぎはらいを
刀で受けたクルーゼ!
クルーゼ「(重い!)」
ルダ「1年でも100年でも
お前たちには どうでもいい時間だろ?」
ルダ「だからこそ
今を大切に生きられない