レニィアーゼの冒険日誌

馬車でフィスカ山の道中

アキ「皆で遊びに行くの久しぶりだな」

メアリー「ってか　このメンバーでは初めてじゃない？」

ラフィス「ずっと戦ってきたからな
　　　　　”フェルク騎士団の乱”　”乗り移り事件”
　　　　　少しは気が休まる事しないとな」

クルーゼ「乗り移り事件の後に何かやってた気がするんだが？」

ラフィス「何を言ってるクルーゼ？

　　　　　　　乗り移り事件から１週間しか経ってないのに

クルーゼ「・・・え」

ラフィス「何を乗り移り事件後　１年間くらい
　　　　　戦ってたような反応してるんだ？」

アキ「あれ・・クルーゼに言われてみたら
　　　俺も１年間くらい戦ってた気がする」

メアリー「私も」

アズベス「俺も」

ルダ「わたしも」

ミユ「おなじく」

アムル「・・・みんな・・どうしちゃったの？」

ラフィス「そんな事件立て続けで気を張ってるだろうから
　　　　　皆とバカンスにとな」

アムル「このレジャーの計画立てたのラフィなのね
　　　　えらい　えらい」

ラフィス「ミナイシュ姉さん頭をなでるのはやめて
　　　　　子供じゃないんだから」

アキ「・・・あのさ

　　　　　　　一国の王が事件立て続けで大変な中
　　　　　　　遊びに行くって　どうなの・・・？

みんな「・・・」

ラフィス「大丈夫だ　問題ない」


グレンハム城

ルモニア「今朝ラフィス王がレオン大将軍に
　　　　　手紙をと頼まれまして」」

レオン「フム」

　　　　　　　そこに描いていた文字を読む

　　　　　　　”ぜんぶ任せた！”

レオン「あの・・若造が・・！」

ルモニア「・・・やはり・・遊びに行かれたのですね」


フィスカ山

アキ「やっと到着したな」

メアリー「空気も　おいしいし
　　　　　フィスカ山は綺麗な山だよね」

ラフィス「世界遺産にもなってるからな」

ルダ「ねえ？山登りって

　　　
　　　　　　　山を登るものなのか？


みんな「・・・」

ルダ「私　何か変なこと言ったか？」

クルーゼ「いや　それで合ってるよルダ？
　　　　　山登りとは山を登るものだ」

ルダ「第２人類って安易な名前をつけるのね
　　　グレンハム王国の空を飛べる兵器も
　　　”ツバサ”って名前だよね？」

アキ「そう言われれば第３人類は個性的だよな
　　　第３人類の決戦の際には
　　　第３人類の空中要塞”バハメクト・ヴォーム”
　　　って名前だったっけ？」

クルーゼ「何か名前に由来あるのか？」

ルダ「う～ん

　　　　　　語呂が良くて響きのある名前だからかな？

みんな「・・・」

ルダ「だからバハメクト・ヴォームに
　　　たいした意味はない」

みんな「（第３人類の方が名前の由来
　　　　　雑なのでは・・・）」

アキ「山登りしたことないって
　　　
　　　　　ガティレイアに連れてって
　　　　　もらったことないのか？

ルダ「・・・」

　　　　　　　アキをにらむ一人の男
　　　　　　　アキの　むなぐらをつかみ

クルーゼ「（・・・よけいなこと言うんじゃねえ？
　　　　　　ルダの古傷を　えぐることだと
　　　　　　わかってて言ってるのかアキ！？）」

アキ「（ごめんなさい！マジで許して！？）」

　　　　　　　　ガティレイアって誰のこと？

　　　　　　今の空気に最悪な発言をした者が・・・

メアリー「ルダの彼氏？」

　　　　　　　この時！どう動けばいいか
　　　　　　　教えてくれるバードレのウォーリアを
　　　　　　　宿した者が空気を読んだ！

アズベス「メアリー？その者がルダの彼氏だったら
　　　　　クルーゼの立場がないだろ？
　　　　　さて　早くフィスカ山に登ろうぜ？」

メアリー「それも　そうね」

アキ「（・・・助かった・・さすがバードレの能力）」


グレンハム城

ルモニア「もう　いっそのことレオン大将軍が
　　　　　グレンハム城を乗っ取って
　　　　　遊んでばかりいると　こうなると
　　　　　戒めたら　どうですか？」

レオン「それって　やってみたものの
　　　　結局　意味なかったパターンの話だよね？」