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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2020-08-18 01:11:44.0 2020-08-18 01:15:57.0テーマ:その他

信じて


      ねえ?奇跡ってあると思う?

ルーデ村

ウェイ「そんなもの無いよ」

リシェル「どうして言い切れるの?」

ウェイ「もし 奇跡があるとしたら・・・」

リシェル「3億年前に戻してほしい?」

ウェイ「信じてないんだろ?私の過去の事を??
    3億の時を飛んで来たって誰が信じるんだよ」

リシェル「私は信じるよ ウェイバーの事だもん」

ウェイ「奇跡は無いさ 見たことないんだから」

リシェル「私は奇跡を見たことがあるよ」

ウェイ「どんなさ?」

リシェル「うんとね

       君と出会えたこと それが私の奇跡

ウェイ「・・・よくサラっと・・そんな言葉を」

リシェル「いいじゃない?そう感じたんだから」


       村の人たちが通りかかっては

       ウェイバーのこと少し気にするように

       通り過ぎる


リシェル「そろそろ お昼ね ご飯にでもしましょうか?」

ウェイ「あぁ ちょっと寄っていくところがあるから
    先に帰っててよ?」

リシェル「りょ~かい」


       家に帰って行くリシェル


ウェイ「・・・」

ウェイ「ここもか・・


      ありがとうなリシェル


リシェルの家

リシェル「遅いな ウェイバーのやつ


       玄関を叩く音が聞こえる

リシェル「一体なんでしょう?」


       ドアを開けたら村人たちが入って来る


リシェル「急に何よ!?」

村人A[リシェル!ここに男が居ただろ!?」

リシェル「ウェイバーのこと?」

村人B「そいつを”オベルシア国”の王に
    突き出せば望みの褒美がもらえるぞ!?」

リシェル「どういうこと!?」


      そのウェイバーとやら3億年前の

      ウォーリアとヴァーデの全滅戦争の

      生き残り ヴァーデを使える者


リシェル「村長さんも そんな
     わけのわからないこと言ってるの?」


村長「リシェル?ウェイバーは どこに居る?」

リシェル「・・・」


       一方 ウェイバー


レルクマイ山

ウェイ「土地勘がない事が こんなにも不便とわ」

ウェイ「どこに行けばいい なにをしたら良い」


       私はあると思うな奇跡って物

ウェイ「だったら


      私を過去に返してくれ!


ウェイ「!!!!」


      ウェイバーに弓矢による攻撃が複数!


ウェイ「オベルシアの兵か!?」

オベルシア兵「見つけたぞ!そいつがヴァーデだ!追え!?」


      逃げるウェイバーを追うオベルシア兵!


ウェイ「ウォーリアとヴァーデの全滅戦争
    母は逃がしてくれた
    あんな暗黒の時代から だが」


      複数の魔導弾がウェイバーに向かって撃たれる!!


ウェイ「ここも似たようなものか!」


       ねえ?奇跡ってあると思う?


ウェイ「あるわけねえだろ!」


     なら飛んで 奇跡を見せてあげるから?


ウェイ「なに!?」


     目の前はガケ もはや逃げる場所がない!


オベルシア兵「追い込んだぞ! おとなしく我々と同行しろ!?」


ウェイ「・・・」

   
       オベルシア王国 将軍 インター


インター「貴様を捕まえヴァーデをオベルシアの物にすれば
     グレンハム王国を倒せるほどの力が手に入る!?」

ウェイ「そんなに力がほしいのか!?」

インター「誰だって そうだろ?
     力を手に入れ誰よりも優れたいと願う
     それが人という生き物だろ!?」

ウェイ「(・・・結局 人って そんなものか)」

ウェイ「・・・そんな事のために
    私は死ななければならないのか?」

インター「研究してやるよ 貴様の その力をな!?」

ウェイ「いやだと言ったら?」

インター「無理にでも力を吸い取ってやるよ!?」


      お願いウェイバー!ガケに飛んで!?


ウェイ「・・・


      ・・・信じられるか・・人なんて

 



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