ミカちゃんは良いよね
好きな人が好きで居てくれる
フィスカ山 コテージ 風呂 夜
ミカ「アキのこと?」
メアリー「私も
アキが好きなんだけどね
ミカ「・・・メアリー・・あなた まさか」
メアリー「うん 今でもアキが好きよ」
ミユ「え?戦争 戦争になるの!?」
メアリー「ならないわよミユ
私は生涯 結婚しないでおわると思う」
アムル「そんなの悲しくありませんか!」
メアリー「生きてきた人生の中で
アキ以上の男なんていないし」
メアリー「アキは今でも泣き虫なのかな」
ミカ「え?泣き虫??」
メアリー「泣き虫でしょ?
あんなに慰めた男もアキが初めて」
ミカ「・・・アキって・・泣き虫なの?」
アムル「それ私も意外に思った
世界の命運を背負って皆の想いに応えられて
アキは強いイメージしかないよ?」
メアリー「泣き虫だよ
アキは いつも私にあまえてきて」
ミカ「・・・私は・・泣き虫の
アキを知らない・・そういえば」
回想
アキ「メアリーだったら
どうやって俺を慰めてくれたかな」
回想 終了
アムル「え!ミカちゃんが居るのに
他の女の子の話してたのアキ!?」
ルダ「(そういえばアキは)」
回想 グレンハム城下町
アキ「どうすればいいルダ!?
ミカとメアリーどっちも好きになったんだ!?」
回想 終了
ルダ「(そんなこと言っていたな)」
アムル「どうしたのルダ?」
ルダ「いや アキはメアリーも好きになったって・・・あ」
メアリー「!!!!!!!!!!」
ミユ「メアリーすごい驚いている」
メアリー「本当にルダ!私に まだチャンスある!?」
ルダ「いや・・その・・・」
ミカ「アキは私だけが好きだもん!」
メアリー「そういえばアキは・・・」
回想 グレンハム王国 城壁 夜明け
メアリー「あれ?どうしたのアキ?
寝ぼけて私の事 好きになっちゃった?」
アキ「実は
そうなんだよな
回想 終了
ミカ「それはメアリーの妄想だ!」
・・・現在 ミカとメアリーが
激しく言い合ってます
アムル「・・・ルダ?聡明な貴方が
とんでもない爆弾投下するなんて」
ルダ「・・・まるで導かれるように
ポロっと出てしまったんだ すまない」
ミユ「アキも魅力なんだろうけど
クルーゼだって女の子はべらせて」
ルダ「私だけを見てればいいのに」
ミユ「なに言ってるの!
クルーゼは私のファーストキスの相手よ!」
ルダ「私はクルーゼと何度も
夜を共にしたのだがな?」
ミユ「どうせ何もしてないでしょ!」
やめなさーーーい!
アムル「皆で楽しく山登りに来たのに
ケンカするなんて!?」
メアリー「ミカちゃんが!」
ミカ「メアリーが いけないんじゃない!」
ルダ「ミユがガキみたいに吼えるから!」
ミユ「誰がガキだってのよ!?」
アムル「皆ね!?」
ガッチャアアアアーンンン!!
みんな「ビク!」
大きな音がした 何かが壊れたのか
さらに恐ろしさを駆り立てるような音がする
ミカ「なに!なんの音!?」
メアリー「何か・・やばいやつでも来た!?」
うううううぅぅううう!
ルダ「なんの うめき声だ!」
アムル「山だから何かモンスターが!?」
ミユ「アムル!それ言わないで!
もしモンスターだったら私たち
裸で戦うことになるのよ!?
メアリー「・・・いや・・さすがに服は着る」
ルダ「皆 風呂から出て
身体を拭いて衣服を着用するぞ!」
そうして皆 風呂から出た
ルダ「何もいなかったみたいだが」
メアリー「大変!」
ルダ「メアリー?」
メアリー「アキたちが・・・
・・・倒れてガタガタと震えてる
ルダ「そうだった・・・
男たちも ずぶ濡れだったの忘れてた・・・」
時計を見たメアリー
メアリー「私たち3時間も お風呂に入ってたの!?」
ミカ「こんな寒い雨の日にアキたち・・・」
ルダ「早くアキたちを温めなければなるまい
よし・・・
・・・脱がすしかない