それは本当ですか?
とある神殿
ディア「間違いない
作者側は こちらに けん制をしかけてる」
ディア「ハリス ウェイバー ハースネン
ネッサオラ バルサファイ
アキたちは彼らに遭遇した」
ディア「”なぜ今になって”アキたちは
彼らの行動を そう見えたと」
マイ「いずれもアキたちと一度は敵対した者たち」
ディア「私たちの作戦が漏れたとは決めつけられんが
偶然には できすぎている」
マイ「全部セクトプリオンの新しい司令官
テイルによる仕業なのか・・・それともケイム?」
ディア「どちらであっても
対応できる体制をとっておかなくてわな」
マイ「・・・」
ディア「それでも作戦を強行するか?」
マイ「この作戦の成功なくして作者に勝利はありえません
ゆえに作戦の準備に入ります」
作戦名 ”解放”
グレンハム王国付近の森
ラフィス「く! はぁ・・はぁ・・」
レオン「イメージするだけでフェルク騎士団を動かせる」
レオン「これがフェルクがフェルク騎士団に施した物か
と言っても操れるのは50名ほどか」
カルセ「それでも多い方だと僕は思うけどね
手足のように軍を動かせる者がいても
脳で軍隊を動かすなど
どこを探してもラフィス王しかいないだろ」
カルセ「だが今日は これ以上
その能力を使わない方が良い
神経が壊れてしまう」
ラフィス「・・・リリィ?
魔法研究会の方で何かわかったか?」
リリィ「こんな異質な能力 世界で初と言ってもいいわ
前例も何もない未知な能力に
できるだけ研究会の総力をあげて調べても」
レオン「すぐに何か答えを出すのは無理というものだな」
リリィ「うぅ~・・レオン」
レオン「リリィ?マイなら何かわかるかもしれん」
リリィ「何かを始めようとしてるわねマイ」
カルセ「ラフィス王?
今日は もう城に戻られては?
おそらく誰よりも長く生きた者
ただの野暮用には思えません」
城に戻る道中
カルセ「よく承諾してくれたな?
サージェン ラセック?」
フェルク騎士団 総帥 サージェン・マイレクス
副官 ラセック・バードレ
サージェン「認めたわけではありません
ただ私は脳ではフェルク騎士団を扱えません」
ラセック「50名ほどしか動かせなければ
実質 フェルク騎士団は
我等が率いなければなりません」
カルセ「もうラフィス王に対して怒りはないか?」
サージェン
ラセック「・・・・」
カルセ「まあ あるに決まってるよね」
グレンハム王国 王宮
アキ「緊急招集ね また何か起きるのか?」
メアリー「どうだろうね 今は戦後復興期なんだし
また争いがあると世界は疲れちゃうよね」
アキ「恐ろしい事がなければいいけど・・・あ」
仮面の男 ディアに会う
アキ「・・・何かあるぞ これ」
ディア「人を死神を見るような目で
見ないでもらいたいのだが?」
アキ「第3人類の二度目の決戦の時も
フェルク騎士団の乱の時も
何か大戦が起きる前に
ディアと会ってる気がするのだが?」
ディア「気のせいだ」
アキ「便利な言葉だこと」
ディア「マイが来ている
作戦を実行するために
グレンハム王国の精鋭が集められた」
回想
マイ「私は いま準備を始めています
その時になったら力を貸してほしいのです」
回想 終了
アキ「(・・・やっぱり・・何かあるんじゃねえか?)」
メアリー「ディア?貴方ほどの人間が動くんだもん
それにマイさんも
ただごとではないわね?」
アキ「何をやらかす?」
ディア「・・・
作者に勝利するための布石だ