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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2021-01-26 02:32:10.0 2021-01-26 02:37:37.0テーマ:その他

フェルク騎士団の栄光と悲しみ


     どうだ?フェルク騎士団の総帥になれた気分は?


グレンハム王国 王宮

  
   フェルク騎士団 総帥 サージェン・マイレクス

           副官 ラセック・バードレ

           副官 サーシェ・アルファンド


サージ「フェルク騎士団訓練生の時
    なんでガキの頃は
    誰よりも強くなりたいと
    トップを目指してたんだろうな」

アキ「お前がフェルク騎士団総帥になったとき
   あ~あと 思った」

サージ「たぶんアキが何を言うか わかってるが
    なぜレオン大将軍から
    フェルク騎士団の総帥になることを辞退した?」

アキ「俺には重すぎたんだよ
   責任やプレッシャーに囚われたくない」

アキ「俺はフェルク騎士団の訓練生の任期がおわったら
   愛する人と村で過ごしかったからな」

アキ「クルーゼの知り合いがフェルク騎士団に居るとは
   どうやって入団したんだサーシェ?
   訓練生時代には居なかったよな?」

サーシェ「私の場合 フェルク騎士団が放浪してた時に
     ルガート前総帥から抜擢されて入団したの」

アキ「ルガートが認めた逸材か」

サージ「それでアキ?
    一発くらい殴らせてくれないか?」

アキ「・・・やっぱ・・怒ってる?」

サージ「お前のせいで


      フェルク騎士団は崩壊したんだからな


サーシェ「なぜ そのようなことを?」

アキ「フェルク騎士団が創られた真の目的は
   フェルクが よみがえったあと
   戦争のコマにするためだ」

サージ「俺達が訓練生の時は
    エンド・ワールド 災厄と戦うための軍隊
    それがフェルク騎士団だったからな」

アキ「災厄なんて本当にあるのか
   不透明だったよな」

アキ「フェルクが遺した訓練メニューがやばかった」

ラセック「フェルク騎士団1000年の歴史のなかで
     訓練中に命を落とす者が1万人か」

アキ「ハリス・ヴァーレを覚えているか?」

サージ「フェルク騎士団を潰すために
    グレンハム王国に戦争をしかけた人物だな」

アキ「あいつの 弟スコットが
   フェルク騎士団の訓練で負傷し
   使い物にならなくなったからと
   ”絶対戦士魔法”の実験台にされた」

アキ「それで命を落としたスコットの
   無念を晴らすために
   ハリスはフェルク騎士団に復讐した」

アキ「俺はフェルク騎士団を崩壊させないと
   フェルクの遺した訓練メニューで
   多くの人間が命を落としてしまうと危惧したからだ」

ラセック「ラフィス王がフェルク騎士団の解散
     その理由を国民に公表したのは?」

アキ「ぜんぶ俺がラフィスに進言した」

サージ「フェルク騎士団の名誉は池に落ち
    グレンハム王国の居場所を失い
    放浪するしかなかった」

サーシェ「なるほど
     それならアキを一回は殴りたいですね」

アキ「・・・サーシェまで」

サージ「フェルク騎士団は名誉の極み 
    みたいなものだったんだぞ?
    災厄と戦う 世界の救世主と言われた軍隊だ」


サージ「アキによってフェルク騎士団は
    忌み嫌われる存在になった」

サージ「フェルク騎士団を解散させたいなら
    俺に 一言ほしかったが?」

アキ「言ったとしても どうせ
   ”フェルク騎士団の乱”は起こってただろ?」

サージ「英雄の軍隊が一変
    訓練で多くの人の命を奪った
    殺戮の軍隊になったからな」

ラセック「だが多くの命は救われたと思う
     あの訓練を 
     まだ続けていたらと思うと寒気がする」

アキ「英雄に返り咲く手段はあるぜ?
   フェルク騎士団が作者を倒せばいい」

サージェン
ラセック「・・・・・・」

      二人は作者と対峙した時の事を思い出す


アキ「(これほどの武人が恐怖する・・・か)」

アキ「心配するな?俺が作者を倒してやるよ


       シウス・ノト・ビリオンをな

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