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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2021-05-11 02:02:31.0 2021-05-11 02:18:08.0テーマ:その他

悲しみを知る者



       受け止めたいだと?私の斬撃を?


ザファイドアーク南部


ハリス「私に対抗できるスピードがあるのに
    スピードを活かすには邪魔な盾を持ち
    私の斬撃を受け止めたいとは ふざけたことを」

ルダ「だって お前


         泣いてるんだろ?


ハリス「・・・・・」

ルダ「私と お前同類だ 私も今でも泣いている
   もう


       彼が戦死して7年も経っているのに


ルダ「わたしは・・・



       今でも想い続けている



ルダ「私が忘れたら本当に彼は死んでしまう」


ハリス
ルダ「覚えていてくれる人が居るから



         人は永遠に生きられる



ハリス「フィスカ山の時も私に そう言ってたな?」


ルダ「お前の弟だって生きてるんだろ?
   だって お前は



      今でも弟の事で泣いてあげられるのだから


ルダ「弟の”入れ物”がほしくて戦っているのならやめろ?
   悲しみを深くするだけだ」


       ハリス!ルダに接近!!



ハリス「・・・わかっているよ・・わかってるさ
    ・・・わかっているんだよ! でも!!」



      ハリス!振り下ろしの斬撃!!

      ルダは盾で防ぐ



ハリス「うああああああああ!!



      ハリス!振り下ろしの斬撃!!

      盾で防ぐルダ!!




ハリス「・・・わかって・・わかってたまるか!
    なぜ わかると言う! 何がわかると言う!?」



       またもハリス!振り下ろしの斬撃!!

       盾で防いだルダ!!


ハリス「・・・なぜ



       ハリス 振り下ろす斬撃

       だが弱弱しく小さな音をたてて

       ルダの盾に当たる



ハリス「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・」

ルダ「どうした?お前の悲しみの想いは そんなものか?
   悲しいのなら もっと打ち込んで来い!?




      私は悲しみを知る者だ!!




    荒々しく声を上げるハリス!


ハリス「私の他に!誰がスコットを想ってやれる!?」



      想ってあげられるよ 私には

      だって私はスコットと婚約者だったから




          振り向くハリス


ハリス「・・・ローズ?」

ローズ「今でも生きているスコットは



     私とハリスが ずっと忘れないから



ローズ「ずっと忘れない 私も あなたも



      ルダがハリスの攻撃を受け止めた盾を

      ハリスの目の前に放りだした


      凸凹で いびつな形をしている



ルダ「お前の斬撃に悲しみが伝わってくるのが わかった
   お前の弟 スコットは”生きてね”と言ったんだろ?」

ルダ「だったら生き続けろ? いつまでも いつまでも
   忘れないために生き続けろ」


       ハリスを抱きしめたローズ

       涙に濡れているハリスを なぐさめた

           
           ありがとう


       そうローズはルダに告げ

       ハリスとローズは帰って行った



アキ「想いを受け止めるのも楽じゃないな?」

アキ「斬撃を受け止めたいのは斬撃に想いが乗ってたから
   ハリスの想いを受け止めるのに
   わざわざ盾で防ぐか」

アキ「想いを聞いてくれるルダが居て
   悲しみの感情を吐き出させ聞いてやったから
   ローズの言葉もハリスは受け止められたのかもな」

ルダ「良いように八つ当たりをしてくれたよハリスは」

クルーゼ「ちょっと待てよ!
     ローズが ここに来ることが
     前提になってる行動に見えるんだが!?」

ルダ「たまたまなのかな?」

アキ「なぜだろうな 俺には
   ハリスと同じ悲しみを知っているローズが
   ハリスが泣いてるのにハリスの元に来ないとは
   思えなかったんだよな」

クルーゼ「それって読みなのか?運なのか??」

アキ「言葉で表すなら


         必然かもしれない


ハリスとローズ


ハリス「・・・私は・・私は もう」

ローズ「泣いていいよハリス 私は いつでも



    あなたと一緒に泣いてあげられるから





ザファイドアーク南部


アキ「生きるってことは難しいな
   でも想いを聞いてくれる人が居るから
   人は生きていけるのかもしれない」

クルーゼ「・・・アキ・・・1つだけ聞きたい
     ・・・お前は



      ・・・神様・・なのか?












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