レニィアーゼの冒険日誌

　　　　　　チェンジ　ウォリア

　　　　　　その力によりミカのステータスが

　　　　　　攻撃に傾いた物になる


ザファイドアーク東部


　　　　ミカから発する赤色のオーラがミカをつつみ

　　　　ミカの身体に鎧がはりついていった

　　　　ミカの右手に伸ばしたところに刀が現れ

　　　　その刀をつかんだ


　　　　　　それを見たウェイバーは言葉を発する

　　　　　　「ステータスを操れるのか？」と

　　　　　　　笑みを浮かべミカは答える

ミカ「いいえ


　　　　　　　何者にもなれるだけ


ウェイ「何者にだと？」

ミカ「どんな人物が最強に近いか知っている？」

ミカ「エタシュのように不老不死であり
　　　人間のように時間を大切にする　それが究極系」

ウェイ「エタシュは永遠に生きられるゆえ
　　　　今を大切にしない」

ウェイ「人間は限られて時の中で必死に足掻き
　　　　濃密な時間を過ごせる」

ウェイ「ミカ・セイライト？お前はエタシュと人間の長所を
　　　　兼ねそろえていると？」

ミカ「・・・


　　　　　永遠の時を生きられ濃密な時間を過ごせれば

　　　　　その者は最強になりえる



ミカ「それが私」


　　　　　ミカから発する赤いオーラが四方八方に広がる！

　　　　　ウェイバー！ガード魔法を己の前面に展開

　　　　　その衝撃を防いだ！

ウェイ「防ぎはしたが！」


　　　　　　ミカ！刀を手に突進　ウェイバーに斬りかかる！

　　　　　　それを防ごうとしたが

ウェイ「刀だけだと！」


　　　　　　ミカの手から離れた刀がウェイバーに斬りかかる！

　　　　　　
ミカ「チェンジ」


　　　　　　ミカをつつむアーマーの重量が軽くなり

　　　　　　素早さが上がった！


ミカ「そして


　　　　　　　刀が斬りかかりに行き

　　　　　　　ミカからは　まわし蹴りがウェイバーを襲う！


ウェイ「格闘家にでもなったのか！」


　　　　　　大きく後ろに後退し攻撃から逃れた


ウェイ「なに！」


　　　　　　　魔導銃を構えたミカ


ウェイ「今度はスナイパーだと！」


　　　　　　　魔導弾を放つがウェイバーは球を斬り捨てる！


ミカ「一回もヒットしなかったか」

ウェイ「何者にもなれるか・・・」

ミカ「人間は与えられた１００年の中で
　　　１つの物を極められる　それが人間の限界」

ミカ「その人間が老いもなく２００年　生きられたら
　　　単純計算で２つの物を極められる」


　　　　　　エタシュのように永遠に生きられ

　　　　　　人間のように時間を大切にする

ウェイ「それが　お前だと？」

ミカ「これこそ究極系でしょ？」

ウェイ「さあ？


　　　　　　私には　それが究極系だとは思えない


ウェイ「なぜなら


　　　　　　　　人は忘れるからだ！


ウェイ「２つ目を極めようとしてる時間に
　　　　１つ目に極めたものを忘れる
　　　　やらなくなったら人は忘れる


　　　　　ゆえに！すべてを極めるなど無理だ！


　　　　　　　　ウェイバー！ミカに突進する！


ミカ「チェンジ　ガード魔法使い」


　　　　　　　ミカの前面にガード盾が出現！

ウェイ「なんて固いガード魔法だ！」


　　　　　　　その盾を斬り捨てたが！


　　　　　チェンジでウォリアになってたミカ！

　　　　　力任せにウェイバーに斬りかかる！

　　　　　ウェイバー！刀で防いだがミカのパワーで後方に吹き飛ぶ！


ミカ「そうね・・・



　　　　　　　人っだったら忘れるでしょうね