レニィアーゼの冒険日誌

　　　　　　貴方が居るとアキは変わってしまう！


　　　　　お前が居るとアキは変わらない！



ザファイドアーク東部


　　　　　　斬撃　斬撃　斬撃・・・

　　　　　　互いに刀で打ち合うが


リシェル「ミカちゃんを助けないの？」

アス「信じてるから負けないって」

リシェル「アキを真なるヒトにできれば」
　　　　　

アス「アキを戦いによって変化させ進化させる
　　　そうなる根拠がない」

リシェル「何もしないでエタシュに奪われるより
　　　　　何倍もマシよ」

アス「・・・


　　　　　　真なるヒト

　　　　　　想い想い合い想いを共有し
　　　　　　
　　　　　　全人類が想いを１つにする


アス「それができれば
　　　こんな時代でも人は乗り越えて行ける」

アス「奇跡でも起きない限り

リシェル「アキは　なんて呼ばれてる？」

アス「・・・


　　　　　　　　　奇跡の英雄
　　


　　　　ウェイバーの強い斬撃　刀で防ぐが

　　　　パワーが強く後方に飛ばされるミカ！

　　　　　そのミカにウェイバー間合いを詰めた！


ウェイ「変わらなければ人は滅ぶ
　　　　それでも人は心を共有できないのか！？」


　　　　　　　　チェンジ　観察者


ウェイ「それが何になる！？」

　　　　　　
　　　　　　ミカの足払いによってウェイバーは転びかける！

　　　　　　そこにミカの正拳突きをくらい

　　　　　　ミカは刀を振り下ろす！

　　　　　　回避するためにウェイバーは間合いの外に退いた！


ウェイ「まさか　貴様！？」

ミカ「やはり


　　　　　　パワーを犠牲にしてスピードを上げた


ミカ「間合いを詰める時はパワーを犠牲にしスピードを上げ
　　　攻撃する時はスピードを犠牲にしパワーを上げる」

ミカ「ステータスを操り戦いを有利にする者


　　　　　　　　　”ヴァーデ”


ミカ「でもステータスを見破れば？」

ウェイ「それがヴァーデの弱点だ」

ウェイ「”観察者”とは便利な物がある物だな」


　　　　　　　　ウェイバー突進

ウェイ「なに！」


　　　　　　　その突進に合わせてミカも突進！

ミカ「まだ


　　　　　　　パワーを犠牲にしたままだよね？


　　　　　ミカ！大きく刀を振り下ろす！


ウェイ「ステータスが！」


　　　　　　　防いだがパワーなく後方に飛ばされた！


ミカ「観察者にチェンジした私は
　　　貴方が何のステータスを犠牲にしたか　わかる
　　　

　　　　　　　貴方は私に勝てない


ミカ「まだ戦う？」

リシェル「ヴァーデがステータスを
　　　　　曝したら　おわりだわ！？」

ウェイ「来るな！？」

リシェル「でも！？」

ウェイ「・・・

　　　　　　　ウェイバー突進！


ミカ「来る！


　　　　　　ウェイバーのステータスを見たミカ


ミカ「なぜ　そこまでパワーを犠牲に？」

リシェル「見抜かれてる！」


　　　　　　　ミカの斬撃を簡単にかわすウェイバー！


ミカ「この速さ・・５方位からの攻撃か！
　　　ガード魔法！」

ウェイ「それでも！」

ミカ「パワーを上げた！？」


　　　　　　ガード魔法で斬撃を軽減したが


ウェイ「ノーダメージな　わけがない」

ミカ「・・・やるわね」

ウェイ「私は　お前のチェンジを潰した


　　　　　ヴァーデを潰すため観察者が必須


ミカ「・・・」

ウェイ「観察者になったことで


　　　　　　　ウォーリアほどのパワーがない


ミカ「またスピードを駆使しての５方位攻撃」


　　　　　　　パワーを犠牲にしスピードを上げた！


ウェイ「見えているんだろ私のステータスが？
　　　　観察者だもんな　
　　　　だが見えていても対応できるのか？


　　　　　　　観察者の能力で！？


　　　　　　ウェイバー！５方位攻撃！


　　　　戦いとは何よりも過酷だ

　　　　神経も精神も肉体も酷使する

　　　　この戦争による悲しみも恨みも狂喜も
　　
　　　　それを

　　　アキ・ルナフェクトを極限に追い込み

　　　真なるヒトに目覚めさせる！


　　　　　　　そう　本当に酷使された肉体こそ
　　　
　　　　　その者の　すべてを刺激する！


ウェイ「アキ・ルナフェクトを
　　　　真なるヒトに目覚めさせる！？」

ウェイ「そのためにミカ・セイライト！
　　　　お前を倒す！？


　　　　　　衝撃で・・・

　　　　　　ウェイバーに攻撃を浴びせたミカ


ウェイ「くっ・・・なぜ？」


　　　　　　　　後方にふき飛ばされ倒れるウェイバー！


ミカ「私が


　　　　　　　”本当に観察者”だと思ったの？