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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2021-12-21 01:34:21.0 2021-12-21 01:57:13.0テーマ:その他

もう一度 届くなら



           生きろ


ザファイドアーク北部

バルサ「・・・生きろ?」

バルサ「生きて どうする?私には何もない」

バルサ「生きてどうする?」


      剣先を喉元に構える


ラフィス「バルサ!?」

バルサ「生きてどうなる!何が変わる!?
    もうリーザは帰って来ない
    会いに行かせてくれ!?」

ラフィス「それでも


         生きろ!


バルサ「ならリーザに会わせてくれ!できないだろ!?
    それと同じくらい私は生きることが難しい!」


     リーザに会えれば生きれるか?


バルサ「・・・何を言って」

ディア「リーザの”世界を優しくしてね”の意味も
    わかれば生きることができるか?」

バルサ「そんなことできるわけが!?」

ディア「可能か?

        アキ・ルナフェクト?

       上空から人間の大きさほどの物体が
       落ちて地に突き刺さった

       今度は人間が落ちてくる

バルサ「・・・アキか?」

アキ「ディア できそうか?」

ディア「そのためのヴァリアスオーブなんだろ?」

アキ「そうだ 俺はバルサを救いたい」

アキ「バルサ?


         一回しかできない ぜんぶ伝えろ?


     アキとディア 月色の輝きで溢れ
     それが周囲に広がり幻想的な世界につつまれる


バルサ「・・・まさか」


         「まだ泣いていたのバル?」


バルサ「・・・なんで・・どうして君が」

 
      「だってバル泣いてるんだもん
       死にきれないよ」  


バルサ「・・・あぁ・・あぁ こんなことか」

バルサ「君を見つめていたいのに
    涙で・・視界が・・・」


      そっと”その者”はバルサの顔を手でつつむ

     「私は ここに居るよバル」

    バル 自分のことを そう呼ぶのは一人しかいない


バルサ「・・・リーザ?」


        右手をバルサファイの前にだす


リーザ「エスコートしてくれませんか?」

バルサ「・・・あぁ」


      二人は身体を重ね手をつなぐ

      月色の幻想的な世界で踊る二人


リーザ「こうやって よく踊ってたね
    バル すぐ照れちゃって
    なかなか一緒に踊ってくれないんだもん」

バルサ「・・・あぁ・・あぁ」

リーザ「私はバルに出会えて幸せだった
    私と結婚してくれてありがとう」

バルサ「君と生きて君と過ごして

バルサ「・・・


       ・・・死んでほしくなかった


バルサ「・・・生きて・・生きてほしかった」

リーザ「バル・・・


        復讐してね

    本当は こんなこと言いたくない

    でも それが理由でバルサファイが生きられるのなら

    リーザはバルサファイに生きる理由を与えたかった


リーザ「私のバル


       ”世界を優しくしてね”


リーザ「バルの世界が温かく幸せに満ちた
    優しい世界になってくれることを祈ってる」

バルサ「・・・なんだ


        そういう意味だったのか


      踊り終える二人


リーザ「生きて


        幸せになってほしい


バルサ「・・・リーザが居ないとムリだよ」

リーザ「それでも生きて?バルと一緒に踊るのは
    それからでもできるでしょ?」

バルサ「・・・リーザ

 
      バルは指輪を2つはめてた薬指から
      1つをリーザの薬指にはめた


リーザ「結婚した後に渡すなんて逆じゃないかな?
    でも うれしい


      少し照れて それから微笑んだ


バルサ「そっちの世界に行っても私の妻になってくれ
    私も いつかリーザに会いに行くから」

リーザ「うん でも すぐに来たら嫌だよ?」

バルサ「わかってるよリーザ」


      二人は くちびるを重ねた


リーザ「ありがとう私の愛しいバル」


      幻想的な月色の輝きは消えていく

     そしてリーザも”帰って行った”


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