貧乏くじを引きたくないな
でも可能性としてはあった
だが本当に引いてしまったら
俺は世界を呪うだろう
ザファイドアーク西部
作者が”書いた”20万の騎馬軍
クルーゼ「・・・
クルーゼ「提案がある 軍対軍の勝負ではなく
個人と個人の戦闘で戦わないか?」
こっちは精鋭とは言え3万の軍しかいない
冷静に だが慌てないように言う
クルーゼ「簡単に倒したら つまらないだろ?」
シウス「そうしようか」
心の中で安堵した この敵は強すぎる
相手は この世界を創った者 ”作者”
クルーゼ「そして戦うのは作者だけにしてほしい
ヴェルアとペンデは手を出すな?」
ヴェルア「弱者が必至だな」
ペンデ「わかりました
作者の戦いが見れるのは貴重です」
シウス「僕も簡単に お祭りを終わらせたくない」
クルーゼ「俺も勝てない戦いはしたくない
だから
クルーゼ 右手に魔導銃
それを空に向け発砲した
色鮮やかな花火のように咲いた
シウス「なんの合図だ?」
クルーゼ「言ったでしょ?勝てない戦いはしたくないって
作者に勝つための手段だよ
シウス「まあいい 僕ひとりで
君を討ってあげよう・・ほう?」
ウェーデンとバルーセが斬りかかりに行く!
だがペンで その攻撃を受け止める!
シウス「君が相手ではないのかクルーゼ君?」
クルーゼ「ハンデをくださいよ とびっきり上等のね?」
作者のペンから衝撃波が!
ウェーデンとバルーセを吹き飛ばす!
クルーゼ「サージェン!ラセック!サーシェ!?」
その者たちが作者に斬りかかりに行く!
サージ「スピード4倍!”刻一閃”」
一閃が16連撃!
その速さの刀による攻撃も!
サージ「ペンで防がれただと!
距離を取ったがペンで斬られる!
ラセック「サージェン!」
サーシェ「構うなラセック!少しでもいいダメージを!」
シウス「可能だと思っているのか?」
右手を前に波動を飛ばす
作者による”支配”の力で
ラセックとサーシェは動けなくなり
ペンによる斬撃で倒れた!
クルーゼ「ベルバルド!?」
弓を構え作者に撃つが簡単に かわされ
作者の書いた弾丸に撃たれ倒れる!
シウス「束になってかかってもいいけどね
犠牲が増えるだけではクルーゼ君?」
間に合ったけど役に立てるか?
シウス「レアット・クロアットか?」
”ジェイス”の力による自己強化した!
その重剣で作者に斬り下ろす!
レアット「この攻撃は重いぜ!」
ペンで防がれる!
レアット「そのペン!何でできてやがる!?」
シウス「すまないな 僕も明確な答えを知らない」
ペンで斬られ倒れるレアット
レアット「サムス!?」
ペンで斬撃を書く!それが幾つもサムスを襲う!
サムス「見える!」
20の斬撃をかわしたが 止まらない!
サムス「見えているんだよ!?」
確かに見えている だが身体がついていかない!
数多のペンの斬撃で捉えられ倒れた!
シウス「・・・この程度か?」
斬られて動けない仲間たちが転がっている
クルーゼ「サムスとレアットまで
・・・ここまで圧倒的な敵は居たか?」
メアリー「マイの言うよう”グレンハム事件”では
本当に見逃してくれたんだね作者」
シウス「・・・
ペン先をクルーゼに向ける作者
クルーゼ「・・・く」
シウス「個人と個人の戦いではなかったのかな?」
クルーゼ「言ったでしょ?とびっきり上等のハンデをくださいと?」
シウス「・・・
次は君たちだ
クルーゼ君 メアリー君?