レニィアーゼの冒険日誌

　　　　　想い？それが何になる？

　　　　　願い？それが何になる？


　　　　わずか１００年の世界で

　　　　どんなに祈っても無に等しい！7



ザファイドアーク西部


　　　　　　アズベスの攻撃を作者はペンで防いだ！

　　　　　　つばぜりあいになる！


アズベス「想っても願っても届かないなら
　　　　　”ワンオール”にしてみせるさ」

シウス「すべての想いを１つにできるとでも言うのか？
　　　　そんなことできる者は人間を越えている！」

アズベス「奇跡を起こせば可能だろ！？」


　　　　　　アズベス！重剣で振り切った！

　　　　　　それをペンで防ぎ　そのパワーで

　　　　　　後ろに飛び間合いをとった！


シウス「お前の　その速さはなんだ？」

アズベス「すべてを知らないと気が済まないか？
　　　　　そうだよな　この世界を創った者だもんな」

アズベス「だったら見抜いてみれば！？」


　　　　　　　両者！何撃も何撃も打ち合う！


クルーゼ「いつの間に　こんな速さを手に入れた？
　　　　　俺の速さとは違う類いのようだが」

メアリー「アズベスが強くなっている」

クルーゼ「うれしい誤算だが
　　　　　それでも俺たちは作者を倒せないだろうよ」

クルーゼ「もう少しだ　もう少しで
　　　　　消耗した俺の体力が回復する」

メアリー「私も共に戦う」

クルーゼ「”わかってるんだろ”？」

メアリー「・・・そうね」

クルーゼ「俺達の目的は


　　　　　　　時間稼ぎと作者の消耗だ


シウス「重くて速い」


　　　　　　アズベスの異質な速さとパワーで

　　　　　　作者に何度も斬りかかるアズベス！


シウス「お前にバードレのバックアップはない
　　　　なのに　なぜ　こうも戦える！？」

アズベス「さあ？


　　　　　　　バードレのバックアップが無いからじゃないの？


シウス「どういうことだ！？」

アズベス「・・・


　　　　　　　　聞いて判断して行動する


アズベス「この３手を使わないでいいとしたら？」

シウス「まさか・・・


　　　　　　　　・・・バードレは足枷だったのか！


アズベス「そして反射神経の神髄」

アズベス「人は脳で命令を下し身体が反応する
　　　　　それを


　　　　　　　　脳の命令なしに動けたら？


アズベス「危険に晒された時　とっさに動くのと同じだ」

シウス「お前の　すべての動きが反射神経なのか！」


　　　　　　アズベス！強く　さらに速く

　　　　　　作者に斬りかかる！


ペンデ「・・・く　作者」

ヴェルア「手を出すなよペンデ？」

ペンデ「このままでは作者は」

ヴェルア「あれだけ攻撃されてるのに
　　　　　１つも当たってないだろ？」

ペンデ「・・・でも」


　　　　　　アズベス！重剣で振り下ろす！

　　　　　　作者！後ろに飛び　かわす！


アズベス「・・・なぜ・・当たらない」

シウス「君の異質な速さの正体がわかった
　　　　やはり速い者には　こう対処した方が良いか」

アズベス「！！！！」


　　　　　　　アズベス！何らかの攻撃を受ける！


アズベス「くっ！何をした！？」


　　　　　　　さらに何らかの攻撃を受けるアズベス！


アズベス「ぐはぁ！」

シウス「・・・

　　　　　　
　　　　　　　人は素直に生きることが難しい
　　　　
　　　　　　　だから迷い悩むのだろ？


シウス「恨むなら君の愛しい人を恨め？
　　　　この力を生んだのは僕ではない」

クルーゼ「アズベスに”考える”という一手を
　　　　　足枷にされたか！」

メアリー「・・・アズベスを苦しめてる
　　　　　あの力　ごめんねアズベス
　　　　　あれは・・・・


　　　　　　　・・・私が・・創った力だ