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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 僧侶
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2024-07-05 22:54:07.0 テーマ:その他

精神障害者がプレイするドラクエ10 4 アスフェルド学園のネタばれあり



   私のしたいことは授業かな


アスフェルド学園

「友達と遊んだりとかじゃないのか?」
「そんなの わからない
 友だちなんてできたことないから」

精神障害者で学校にすら通えない事を
思い出したヴュア

「(僕と同じか)」
「ねえ?先生役やってよ?」
「え?」
「授業がどんなのか味わってみたい」

2+2=4
2×2=4

5+5=10
5×5=

なんでしょう?
「10でしょ?」
「正解は25」
「なんで!?」


漢字で1は一
   2は二
   3は三
   4は?

「横伸ばし棒を
 もうひとつ増やすとか?」
「答えは四」
「なんで そうなるの!?」


リアル

「母さん?なんでこれが
 引っ掛け問題になるの?」
「(いつの時代も
  こういうものなのね)」


アスフェルド学園

「ねえ?
 学校って女の子って
 こんなパンツみたいなの履いて
 運動するの?」


    ブルマのことだった


「運営さんの趣味だから
 (悪口 言ってません)
 そんなの履かないで着替えろよ?」

教室

「授業 受けたら武術習ったんだけど」
「体育と とらえればいいのかな?」
「じゃあ歌術は?」
「音楽か?」
「じゃあ呪文は?」
「英語・・・か?」

だいぶムリがあるように
思えて来た

「それで学校とは
 武器を持って戦う場所と」
「・・・鵜呑みにするなよ?」

本当に学校に行ってない子供が
勘違いしたら どうしてくれる
運営さん?

学校か
精神障害で行けなかったから
僕たちは学校を
ドラマやアニメ程度の知識しか
知らない

「学校とは
 武器を持って戦い
 高速で廊下を走り抜け
 パンツみたいな恰好で運動して
 校庭で友達と仲良くなる
 贈り物を調達するところと」

「(全部 否定したいが
  ブルマだけは母親の世代
  ドストライクなんだよな・・・)」

リアルの学校と参考になりそうなものが
一切なかったので
ここにチェルを連れて来たことを
後悔した

よくよく考えれば
アスフェルド学園って
学園なのか?

「伝説の転校生って
 どういうこと?」
「伝説にるくらい
 転校した生徒のことじゃない?」
「じゃあ 私も将来」
「それって
 悲しいことだからな?」

リアル時間 深夜3時
まだアスフェルド学園に居た

「学校ってこんな時間まで」
「居たら怒られるからな?」

精神障害者の僕たちは
昼にインして深夜の3時まで遊んでいる
普通じゃないのは わかってる
でも どうしようもない現実があって
僕たちには何もできなくて

こんなの間違って居るのは
わかってるけど
なら どうすればいい?

「もう睡眠薬飲んで寝なきゃ」
「あぁ また明日・・ではないな
 昼にな」
「眠って起きれば
 また すぐ会えるよね」

わずか その程度の別れすら
寂しいらしい

「会えるよ」
「じゃあ また昼に」
「おやすみ」
「おやすみなさい」

ログアウトしたチェル

「・・・」


こんな生活おかしいのは
わかってる でも
許されるなら この生活が
もっと続けばいいのに

独りで何もできなくて
僕には何もなくて
空っぽだったのに
君と出逢ってから
毎日が楽しくて
空っぽだった物が
今じゃ溢れて

「こんな毎日が


    ・・・続けばいいのに



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