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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2024-08-15 22:40:25.0 2024-08-15 22:51:48.0テーマ:その他

精神障害者がプレイするドラクエ10 10



  聴いてね
  私が創った歌詞とメロディーを


カラオケ屋


手を繋ごう 星空の下 歩こう
ずっと居てね つかまえていてください

愛しさで溢れている
今日は何を話そうかな
気づけば貴女を考えている
こんなにも変えられてしまった

じっと見つめたら
見惚れてくれたんだ

かわいい人

どうすればいい この想いは
止めることができなくて
貴女に伝えたい届けたい
僕の この想い

どうしよう
貴女の色に染まってるよ
どうしてくれるの?


切なくて静かなバラード
まるで泣かせに来てるような
メロディー

これがチェルの創った歌詞とメロディー

「ってか
 僕の前に披露した歌詞の
 続きを書いたかのような
 歌詞だな?」
「一緒に歌詞を創りたいって
 言ってたじゃない?」

そんなこと覚えて居てくれたんだな

だから僕も歌うことにした
いつかチェルが僕に披露した
歌詞の続きであろう物語を



気づいたの貴方が好きって
最初から わかってたのに
素直じゃないね
遠回りばかりで

私 正直になったよ
もう つまらないことで
ごまかさないよ

だから貴方も私を見て
ここに居るんだから
つかまえていて

好きになった感情が芽生えて来るの
もう戻れないの ここにある この想い

私 もう止まれないの走ってしまうの
だから抱きしめて
私を私を抑えていて

どうしても愛しい
どうすることもできない想い
この心に素直に



「ノリが良くて軽快で明るくて
 アップテンポで楽しくなるような
 そんなメロディーだね?」
「どうだった?」
「私の いつか披露した
 続きであろう歌詞?」
「一緒に歌詞を創ろうって
 言っただろ?」
「フフ」
「アハハ」

二人は笑い合った

お互いの創った歌詞の
続きであろう物語を書いた
歌詞の合作

それにお互いの
メロディーを加えた

二人は覚えていたのだ
いつかの約束を

そのために歌詞と
メロディーを創っていた

カラオケ屋で
日常に溢れている
流行りの歌を唄うのではない

自分たちの創った歌詞とメロディーを
何曲も唄いあった

疲れ果ててしまった
楽し過ぎて
はしゃぎすぎてしまって
自分たちが体力のない
精神障害者だと忘れてしまった

疲れ果てて眠ってしまったチェル
そんなチェルを おぶって
・・・さて このあと
どうすればいい?

チェルの家は知らない
送って行こうにも
これでは どうしようもない
疲れ果てて動けないチェルを
起こすのは気が引けた

とりあえず自宅に連れて帰ろう
チェルの親に迎えに来てもらおう

おそろしいほどチェルは軽かった
ちゃんと ご飯は食べているのだろうか?
そして背中に当たる物が当たる
・・・大きい

女の子の身体って
こんなにも柔らかいんだな

とりあえず僕よ
自宅に連れ帰るまで理性を保て

ようやく自宅に連れ帰った時は
夜の23時になっていた
いつの間に こんな時間まで?
楽しすぎるのと
身体が弱くて ぶっ倒れてた時間で
相当 時間を消耗したらしい

家には誰も居なかった
父も母も居ない

「急用で出かける」と
そんなメモだけが残してあった

気が引けたが
チェルのバッグから
チェルの家の連絡先や住所を
見当たらないか探したが
それらしい物がなかった

精神障害者手帳を持ち歩いてないのか?

・・・どうしよう 夜の23時
気がつけば誰も居ない自宅で
寝息を立てているチェルと
二人っきりだった
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