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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 僧侶
レベル
: 133

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写真コンテスト

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レニィアーゼの冒険日誌

2024-08-27 23:14:55.0 2024-08-27 23:32:20.0テーマ:その他

精神障害者がプレイするドラクエ10 16

ヴュアの自宅 台所

「お前!なに無茶なことやってるんだよ
 睡眠薬が抜けきっていないフラフラの身体で!?」
「最近 身体の調子が良いの」

チェルの病院を僕の通院している病院に変えた
それからチェルは少しずつ体調が良くなった
あんな強すぎる薬の量と
ヤブ医者から解放されれば
嫌でも良くなるか

「でも
 睡眠薬が抜け切ってから
 そういう労働はしてくれな?」
「は~い」

体調の良いチェルを見て
思い始めたことがある
チェルを学校に通わせるべきなのではと
だが
そうしたら環境が一気に変わってしまう
急に学校なんてプレッシャーに感じて
余計に障害を悪化させる可能性もある

チェルから聞いたチェルの母の
スマホに通話した

「澪を学校にですって!?」
「新しい病院で診てもらって
 澪は明らかに良くなりました
 お母さんから それとなく
 学校に通わせる振りできませんか?」
「貴方からはしないのですか?」
「こういうとき澪には
 絶対的な味方が必要なんです
 どんな時も裏切らず頼れる相手が
 僕が1番 澪から
 信頼されてると思うので」
「母である私を差し置いて言うわね?」
「恐縮です」
「わかったわ
 それとなく言っておくわ」


しばらくして


「母さんから電話かかってきてね
 学校に通ってみないかって」
「チェルは どうしたいんだ?」
「・・・わからない
 そこまで回復してるかも
 わからないし
 通っても倒れないか
 どうかも心配」
「通えるようになったら
 世界が変わっちゃうもんな」
「・・・それが怖い」

やっぱり踏み出すのは時期尚早か?
まあ 急ぐべきことではないか
考えるべきことでは
あるのかもしれないが

「せっかくだからお昼ご飯にしようか
 創ってくれたんだしな」

具だくさん味噌汁に野菜スープ
シャケの煮たもの ごはんにバナナ

「なんで汁物が2つ?」
「味噌汁は発酵食品だから」
「見るからに健康と美容に
 良さそうな食べ物」
「これから3食 私がつくるから」
「え?」

夕食

キャベツの千切りにトマト
やまいも
鶏むね肉の煮たものヨーグルト
ひじきとゴボウと人参の和え物
ごはん


朝食

具だくさん味噌汁
納豆 茹で卵3つ ごはん
こんにゃく アスパラガス キムチ
アボガド半分


「・・・家庭的
 そして健康と美容に良さそう」
「夕食 食べたら運動に行こう
 2時間くらい」
「2時間も!?
 ・・・なぜ夕食後?」
「肌を紫外線にさらしたくないし」

チェルは美容と健康 食事に うるさい
まあ
肌艶は良いし髪もサラサラで艶もあるし
華奢でスタイルも良い
結果をだしているから何も言えないが
そんなことしなくても
産まれつき そういう身体なのでは?と
言ったら殺されるのであろうか?

「ジュースと菓子パン食べちゃダメ?」
「ジュースで糖化したいの?
 菓子パンなんて平気で1つ
 500カロリー超えるのもあるんだからね
 そんな老化とカロリーの化け物
 摂取する必要なくない?

 おいしい物って だいたい
 美容と健康に悪いじゃん
 味っ気の無い物は
 だいたい美容と健康に良い
 私は美容のために
 おいしいと思う心を捨てたのよ!!」

そういえばチェルがスイーツとか
食べてるところ見たことが無い
チェルと つきあう人が居たら
苦労するだろうな

そして いつしか
僕も肌艶が良くなった
満足そうに それを見て
「私の おかげだね」と
得意げにしている

正直のこと言おう
もっと 濃い
こってりとしたものを食べたい・・・


夕暮れ時 8月31日

夏がおわる
いつも 夏がやってきては
何があるわけでもなく
季節は通り過ぎていくのだが
今年の夏は

チェルとデートして
カラオケ屋で自作の
歌詞とメロディーを歌って

一緒に映画を見に行って
日が昇るまで映画の話で
盛り上がって

二人っきりで一緒に生活して

振り返れば今年の夏は
チェルとの思い出で いっぱいだ

「夏だけじゃないよ?」
「え?」
「秋も冬も春も
 その次の夏も
 ドラクエの中だって」

そっか

「もっと も~っと
 思い出を つくろ~ね♪」

そうだな
これからも一緒だ

「夏にやり残した事あるか?」
「体調
 良くなったから海に行きたいな」
「行ってみるか?」
「え?」
「肌を紫外線で焼いて
 海風に肌をさらされて
 海に入るのだから
 海水に髪の毛も」
「・・・やっぱり行かない」

からかい過ぎたか?

「ドラクエしてる時間
 減っちゃったね~」

二人で生活するようになってから
昔みたいに13時間も
ドラクエできるような生活は
できなくなった

でも
それが異状だったんだよな

僕たちはやっと
普通に踏み出せて居るのかもしれない


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