私の配信のために
イエスタデイには
ストーリーを
進めてもらってるんだけど
このボスなかなかやるな
「・・・っておい!」
「時間経過で終了する
とんでもないバケモノの
ようなボスと
良い勝負してんじゃねえよ!?」
「何したら
覚醒ルナフェクトと
良い勝負ができるんだよ!
負けイベントのような物だぞ!?」
こういう身体だと
つむのー
やってる時間だけがあるから?
「(・・・いや
私も そういう身体だけど?)」
「なんで
ストーリー放置してたの?」
人の物語に興味がない
ってのもあるけど
この程度の内容のストーリーなら
正直 面白くない
俺の方が良い物 書けるし
「(・・・たしかに
イエスタデイの物語のほうが
面白い)」
「作家さんに
なろうとは思わなかったの?」
・・・
”この身体で?”
「(この人は
精神障害者だったんだ)」
さ~って
次のストーリーおわれば
ジェリルストーン編に
行けるんだったな?
「(才能があるのに
それを活かせないなんて・・・)」
行こうかトゥモロー
「(・・・悲しいねイエスタデイ)」
夜中の3時
「さすがに睡眠障害でも
もう ねれそ~
おやすみ イエスタデイ」
おやすみ トゥモロー
配信 当日
「ハロー エブリワン
さあ 始まるぞ
僕らの時間だ!!」
盛り上がるチャット覧
・・・30人も見に来てるだと
しかも こんな朝早い平日に??
まあ
多いのか少ないのか
わからんが
「今日は最近
フレンドになった
イエスタデイと一緒に
つむのーの
ジェリルストーン編を
攻略していくね~」
トゥちゃんの恋人なんですか!・
俺達のアイドルなのに!!
その男とは
どういう関係なのお!?
・・・
(アイドルファンって
こんなに気持ち悪かったっけ?)
「別に~
ただのフレンドさんだよ~
今わねw
・・・あ・・余計な一言を
荒れるチャット覧
・・・煽って
どうするんだよ?
「このくらいが
ちょ~どいいの
じゃあ 遊ぼうか?」
戦闘 ジェリルストーン編
ボス ハリス・ヴァーレ
ローズ・フィース
ルドルフ・ルーナ
・・・おい
これ確か負けイベントだよな
ざわつくリスナーたち
この3人のボスに
良い勝負するイエスタデイ
「(これよ これ!
このイエスタデイの
気持ち悪いほどの強さは
(褒め言葉のはず??)
リスナーさんの興味を引く!
マジで登録者数 伸びるかも!)」
・・・これ
・・・チートしてるんじゃ
「(・・・あ・・そう思う人も居るのか
とりあえずフォローを)」
「大丈夫よ みんな?
このイエスタデイは
覚醒ルナフェクトとも
互角に渡り合えた猛者だから!!」
やっぱ
チートじゃねえかよ!!
「・・・あ」
・・・あの
トゥモロー?
配信どころではなくなり
チートをしてない説明のため
この日の配信は終わった
・・・いや
・・・なんかごめん
「い~え
この状況を想定できなかった
配信者としての私のミスよ
それに
ボスの弾幕のような
連続魔法攻撃を
スピード止めず
前進しながら かわし
1撃で落ちる
敵の攻撃に怯まず
かわしたと同時に
敵の懐接近して
斬撃を与えるとか
そんな気持ちの悪い
(褒め言葉のはず)
動きされたら
みんなチートって疑うって
・・・いや
・・・やっぱごめん
「でも
みんな言ってたでしょ?」
とんでもねえプレイヤーが
現れたぜ!
これは次の配信も
見に来なきゃ!!
そう
言ってくれてたっけ?
「さ~って
私のチャンネルの登録者数
伸ばすためにも
明日も出演してね~♪」
・・・え・・明日も??
「あと配信で
ストーリーやるから~
わかってるね?
・・・え~
じゃあ
まった あっした~♪
ログアウトした
トゥモロー
あ~ これ
ストーリー進めちゃ
いけないやつか
まあ いっか
人の物語に興味ねえし
・・・でも
けっこう楽しかったな
配信って