斬新な歌詞
独創的な曲
そうやって欠けている
僕たちが集まって
何にも囚われないで
好きなように
楽器で奏でて
うまいくはずだったのにな
「最近 ”欠けている”
どうしたんだろうね?」
「不仲説とかも出て居るし」
「私イヤだよ!
またツナグの歌を聞きたい!!」
シアン「・・・」
シアン「・・・もう
みんなが どこに居るかも
わからねえしな
欠けているやつらが
集まったところで
結局
欠けているんだ
シアン「最初から
うまくいくはずなかった」
海
リエル「・・・」
「彩らないの?
キーボードを」
リエル「何のために?」
「ずいぶんと重傷だね
あんなに
はしゃいだ音を
鳴らしてたのに」
リエル「もうキーボードも無口になったよ
はしゃぐことは もう・・・」
バイト先のカフェ
ティア「・・・」
ティア「いつから叩いてないんだっけ?
もう・・そんな気すら失せて」
ティア「俺が言い出したんだよな
バンドをやろうって
欠けているのなら
埋め合えばいいって
・・・なのに
人間って無責任だ」
「ツナグがライブをやるって!?」
「でも・・独りしか居ないよね?」
「結局・・不仲だったのかな?」
ステージ
ツナグ「・・・」
ツナグ「(言いたい事 言うよな
僕たちの何も知らないで)」
言葉にすればいい
叫べばいい
それが
想いになる
ツナグ「(・・・じゃあ
そうしようか