目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 136

ライブカメラ画像

2D動画 静止画

写真コンテスト

{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 

レニィアーゼの冒険日誌

2025-02-22 16:52:49.0 2025-02-22 17:07:41.0テーマ:その他

欠けている4 あの日課はムダではない



     カナデ? 遅刻~?


学校 教室 朝

カナデ「ヴァイオリンを持って
    走れないって」

「メイクを汗で
 落としたくなかったんでしょ?」

「あと髪が乱れるとか?」

カナデ「全部バレてる~」

「もう 図星?」


     そこに遅れて

     ツナグもやって来た


「マザル君も遅刻?


      そう言って

      おはよ~と声をかけるが


「・・・ムシ?」

カナデ「相変わらずだねツナグわ」

「挨拶を返したところを
 見たことがない
 やっぱり
 人として欠けているのかな~?」


      ・・・言い過ぎ


「え?」

カナデ「言いすぎよ ユミ?」

「・・・ご・・ごめん」

カナデ「ツナグは挨拶を返すのが
    怖いだけ」

「どういうこと?」

カナデ「そのままの意味
    挨拶をされて挨拶を
    返すのが怖いの」

「そんな人間が居るの?」

カナデ「ツナグっていう名前なのにね」



     そのカナデたちの
     様子を見て



ツナグ「(相変わらずカナデは強いな
     芯は通すし物怖じしない)」

ツナグ「(それに比べて僕は・・・)」



放課後


     山積みの書類を運ぶ


ツナグ「良いように使ってくれるよ
    うちの担任は」


      エレキギターの
      音が聞こえる


ツナグ「これって」



音楽室前の廊下

ツナグ「・・・」


      この音には興味がある

      普段

      聴かないような音だからか?

      普段 聴いている

      繊細で相手の心を

      優しくつつんでくれるような
 
      そんな音色ではなく


      この音はダイナミックで

      力強く

      自分を主張してるような

      「これが俺の音だ!」と

      叫んで居るような

      そんな感情を感じる


ツナグ「いったい誰が弾いて?」


        おい?

        聴きたいのなら

        入って来たら

        どうだ?


ツナグ「え?」


        手を引かれ

        音楽室に入れられる


「どうだ?
 俺の音は?」

ツナグ「聞いたことの無い
    そんな音色」

「それって
 誉めているのか?」

ツナグ「そうだと思うよ?」

「なんで
 不確かなんだよ?」


      少し不満そうに言う


「まあいいや
 なんか唄えよ?」

ツナグ「え?」


       そう言ってギターは弾かれた


ツナグ「・・・」

「そりゃあ戸惑うよな”
”初めて聴いた曲”に
 歌を合わせろなんて」


いつだって
なんだって
どんな事も
うまくいかずに

嘆いて憂いて
すべてを投げ出して
きたんだろ?



「・・・こいつ」



      マイクを構え

      「続きがあるぞ?
       鳴らさないのか?」と

      目が訴えている



「・・・おもしれえ」


      ギターが
      さらに騒ぎ出した!

      もっと情熱的に
      力強く!!


ツナグ「・・・」



どんな想いで過ごして来たの?
それすらも わからずに
理解できない物を
理解しようとしていた

いつだって全部 そう
分かり合おうとしない
わからない物を ただ
わからないと否定するだけ

何が欲しかったの?
それすらも わからずに
僕は
何を求めてきたんだろう?



「・・・おい?
 初めて聴く曲だろうが



       なんで即興で
       曲に合わせて
       歌詞を創ることができる!?



ツナグ「普通の人間は
    できないんだろうな
    でも


       毎朝
       カナデとしている
       セッションを
       思い出す


ツナグ「やっぱ あの
    ムチャ振りは
    普通ではなかった」

「あ?」

ツナグ「ここからがサビなんだろ?
    舞台は整えたぜ?


       相応しい歌詞を
       用意するから

       最高な
       音を鳴らせよ?



   
      
      
いいね! 4 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる