レニィアーゼの冒険日誌

　　　　　　　　え？

　　　　　　　　学校で何が起きるの？



神社

ネア「行けばわかる」

「なんだろう～？」

じゃあ
もう学校だから

ネア「うん
　　　行ってらっしゃい
　　　二人とも」

ネアさん
ライヴステージで
奏でさせてくれて
ありがとう

ネア「怒ってないの？
　　　ムリやり唄わせた事」

最初は
ブチ切れそうだったけど

ネア「（・・・そうだったんだ）」

今では
感謝してる

じゃあ
行ってくるね
ネアさん

ネア「は～い」



　　　　　　　学校へ向かった
　　　　　　　ツナグとカナデ


ネア「・・・」

ネア「・・・あ～ぁ」

ネア「私としましてわね


　
　　　　　　　カナデを
　　　　　　　バンドにやる気にさせて

　　　　　　　”レア・シーン”に
　　　　　　　誘う目的が
　　　　　　　ぶっ飛んだんだけどねえ



学校　教室

・・・
何があった？


　　　　　　教室に居る
　　　　　　クラスメイトが
　　　　　　騒ぎになっていた

　　　　　　そこに
　　　　　　ツナグとカナデが
　　　　　　教室に
　　　　　　入って来たことで
　　　　　　その騒ぎは加速した


”マザル君！？



　　　　　　あの
　　　　　　人気バンドグループ
　　　　　　”リアル”と
　　　　　　共演したって本当！？


・・・え？

”カナデもだよね！？
　カナデも
　奏でたんだよね！？”

「まあ
　そんなことも
　あったけど～」

”マザル君は
　あの
　ネア・シーンスと
　デュオったんでしょ！？”

・・・ま　まあ


”・・・・”



　　　　　　教室中が
　　　　　　大騒ぎになった！！



”聴かせてよ！
　そのとき
　唄った歌を
　聴かせて！？”

”なんで
　あのアイドル級に
　人気のある
　ネア・シーンスと
　唄えるんだよ！？”

”ズルくねえか！
　お前ら！？”

先生「おい！
　　　ホームルームが
　　　はじまるんだぞ！
　　　席につけ　お前ら！？」

”先生！？
　ツナグとカナデが
　プロ　ミュージシャンと
　セッションして！！”

先生「そういうのは
　　　学校おわってからにしろ！！」

カナデが
僕の方に振り向き

「ネアの言ってたこと
　こういう事だったんだね」と

苦笑いを浮かべている


放課後


　　　　　そっこーで
　　　　　逃げ出すつもりだったが

　　　　　しかし！
　　　　　まわりこまれてしまった！！


”昨夜
　ライヴステージで
　唄った歌を聴かせて！？”

・・・


　　　　　　
　　　　　　音楽室へ
　　　　　　強制連行？
　　　　　　させられた
　　　　　　ツナグとカナデ


なんで
ヴェルも居るの？

ヴェル「・・・察しが
　　　　つくだろ？」

・・・だね

”こいつら
　バンドを組んでるんだろ！！”

”頼む！
　聴かせてくれ！

・・・えっと



　　　　　　　しょうがないなぁ～


カナデ？

「そうしないと
　解放されそうに
　ないじゃない？」

・・・まあ
たしかに

ヴェル「・・・やるしかねえか



　　　　　　　　カナデと
　　　　　　　　ヴェルが

　　　　　　　　ヴァイオリンと
　　　　　　　　ギターを
　　　　　　　　チューニングする


　　　　　　　　今か今かと
　　　　　　　　待つ聴衆


　　　　　　　　音楽室は
　　　　　　　　生徒で
　　　　　　　　いっぱいになっていた


　　　　　　　　カナデが
　　　　　　　　ツナグと
　　　　　　　　ヴェルに
　　　　　　　　目くばせする


　　　　　　　　そして
　　　　　　　　イントロで
　　　　　　　　奏でられた曲は


・・・おい？
カナデ？

「♪♪♪～」

・・・



　　　　　　　・・・怒られても

　　　　　　　・・・知らねえぞ