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常闇のバシっ娘

レオナルド

[レオナルド]

キャラID
: QB020-044
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 136

ライブカメラ画像

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レオナルドの冒険日誌

2025-02-16 15:02:49.0 テーマ:その他

蒼天のソウラ二次創作『甘い香りに誘われて』その1

2月14日。
それが調理職人ギルドの陰謀であろうとなかろうと、恩人、想い人、親友、家族…大切な相手にチョコレートを贈る風習が定着して久しい。
そして、需要が高まるとあれば供給の場も拡充されるのは必然といえば必然である。

「うわぁ、大迫力!」
テルルは門構えよろしく大通り入口の左右に鎮座するうごくせきぞうのオブジェを見上げる。
メギストリスのおしゃれストリート。
2月14日の前後、アストルティア大陸有数の大通りに各地のショコラティエが集い、ところ狭しと露店を並べる催しも今年で12回目を迎えていた。

「どうせなら可愛いデザインのほうが…」
チョコレートの祭典にふさわしく、その身体はミルクチョコ、衣服はホワイトチョコで形作られたうごくせきぞう。
オーガであるテルルをして見上げる大きさ、インパクト重視の選定であろうと予想はつくが、ルビーチョコでドラポヨロンなど他に選択肢もあったのではなかろうか。

「でも細かいとこまで良く出来てるよ~?」
何か今、目が合ったような…いやまさかと頭を振り、ユクの提案はごもっともだと思いつつも、テルルはチョコのせきぞうの出来栄えを讃えた。
「そうね。いっそ動いてくれないかしら?叶うならば手合せを願いたいほどの出来栄えなのだわ」
マユラが残念そうに胸の前で自らの拳を打ち合わせれば、磨き上げられた武闘家の拳はガチンと金属さながらの衝突音を響かせる。
………チョコのせきぞうの表面に冷や汗よろしく雫が浮かんだのは、きっとひしめく来場客の熱気ゆえであろう。
兎にも角にも、テルルからお出かけのお誘いがかかるなんて夢に決まっていると、今に至るもず~~~っと頬をつねったままのユクを引き摺るようにして、会場入りする3人なのであった。

1年に1度きりの賑わいの中、予定がつかず泣く泣く参戦を諦めた他の『ExtE!』メンバーや、流石にこの混雑の中へ連れ出すことは出来なかった子供達へ、それぞれにギッシリとお土産を買い込んで、大袋を引っ提げた3人は流石に疲れも隠せず庭園のベンチへと雪崩込む。
まわりでは同じように戦利品を抱えた来場客が休憩をとるとともに、早くもそこかしこでチョコレートを開封しており、なんとも甘ったるい幸せな香りがあたりに漂っている。
そして勿論、ユク達もまた袋の中からこれぞという一品を取り出した。

それは、今回が初の出店となるという『アムールデュサントハイム』にて買い求めたボンボンショコラ。
つい先立って甘味楼なる異世界で修行を積んだという3人のパティシエのうち、なんと2人はユクにとって大変馴染み深いあの姉妹であった。
「まさか知り合いにこの姿を見られるとは…占っておけばよかった…」
大きな猫耳の可愛らしい厚みあるベレー帽に、喫茶店で働くメイドをイメージした動きやすいドレスはピンクを基調とし、スカートやシューズにチョコレートを想起するブラウンが使われ良いアクセントとなっている。

「いや~、マーニャもミネアも良く似合ってるよ!」ユクの言葉はお世辞でなく、ミネアが顔をおさえて恥じらえば、スカートの尻尾飾りがひるがえり、図らずもより一層可愛さを振り撒く。
「でしょでしょ!?ま~もっと大胆でも良いと思うんだけどね」
「ああ、マーニャは普段があれだからねぇ…」
恥じらう妹に対し、マーニャからすれば、随分と布面積が過多で窮屈に感じているであろうことは、彼女の普段の格好を知るユクならば容易に想像がつくのであった。
                      続く
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